イラン国民・政府に反発の声多い

 多数の国民は欧米からの制裁で生活苦を訴えている。現況はインフレ率が40%強に達し、今回の攻撃でさらにイラン・リアルの価値は安値を付けている。既に必需品等の買い溜めも出始めているという。都市では、『イスラエルよ、最高指導者(アヤトラ・アリ・ハメネイ師)の家を攻撃せよ・彼ら(イラン)には報復する勇気がない』と落書きされた壁が複数あると報じられている。革命防衛隊(IRGC)の無謀な攻撃に多くの国民は反発しているようだ。戦争は直接的に住民の生活を脅かすことになるからだろう。但し、報復は国の教義になっている以上、経済よりも優先事項だ。
イスラエルは限定的攻撃を会議で決めたようだ。それを受けて、ライシ大統領はプーチンと今後の中東問題を協議したと伝えられている。プーチンは冷静な対応が求められるとしているが、彼にとっては好機である。米国が中東に目を奪われている間にウ軍に総攻撃を仕掛けるタイミングを狙っている。バイデン氏は下手に係れば選挙に負ける公算は大になる。


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