トランプ流・「ウクライナ終戦」

 その計画は既に進んでいる。米下院のジョンソン議長が軍事支援法案可決を拒否している。既に上院で承認されて2か月以上になる。その間、ロシア軍優勢が目立ち始め、兵士の死亡も増えている。米国の軍事支援がなければウ軍は敗北することは、敵味方関係なく周知されているのが現実だ。
西側は敗北した場合、火の粉が直ちとは言わないまでも飛んでくることを一番に恐れている。その為にウ国で何とか食い止められないかと四苦八苦しているのが現状だ。但し、国の懐事情は何処も同じだ。米国とてこれ以上の財政出動に対しては危機感を抱いている。米国第一主義のトランプは世界の秩序より米国人の生活優先を常に吹聴する政治スタンスだ。
目先の自分と自国利益しか考えられない思考過程の頭脳しか持ち合わせていない、同盟関係の意味すら理解できない人間だ。西側の敗北で被る不利益は、日本にとっても単なる対岸の火事だと思わない方が良い。何事も明日は我が身だ。


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