忸怩たるギターへの想い②〜完結そして輝く展望〜
※写真は2021年のお正月、ギター巧者の梶くん(写真左)と、な、なんと!Gコードが来たらそれだけ弾いている僕(写真右)の写真です。(猿岩石/白い雲のように を演奏しています)
〜前回の続き〜
さあ、いよいよ街のギター屋さんへ、
愛器を売りに行った僕です(愛器って言うな)
ハードケースつきの僕のモーリスのギターを
もう弾かないからって、僕は勢いよく、
売りに行ったのだ、街のギター屋さんへ!
目の前で、査定を始めたお兄さん
「いつ買ったんですか?」とか
「他にも持ってるんですか?」とか色々
なかでも
「もう弾かなくなっちゃったんですか?」は
ちょっと、いや、琴線に触れたが、
しかし売りに来たのだ僕はこいつを!
売らずに帰るわけにいかないだろう!
どうか早く査定額を言ってくれ!
金に変わればさっぱりするかもしれないんだから!
汗ばむわたし
「ちょっと弾いてみますね」とお兄さん
♪ジャララララーン!ジャララララーン!
ジャンジャカジャカジャカ!
ジャンジャカジャカジャカ!♪
その音があまりにも美しかった
その音がほんとに美しかったのです。
銀河?星の瞬きかのような、あの音色、僕は一生忘れないであろう(大袈裟)
僕のギターが泣いているようにも聞こえた、
っては、嘘みたいだけど、ほんとなのね
そう聞こえたのね
僕はお兄さんに丁寧に説明して謝った
やっぱりお兄さんみたく弾いてみたくて
「すいません、やっぱり頑張って弾くので、買取を中止にしてもらえませんか?」
お兄さんは優しく微笑んで、頷いてくれたのだった
お兄さんは優しく微笑んで、ギターを返してくれたのだった
だから僕はあれから毎日弾いている
夢中で弾いてる
朝9:00から夜10:00までが演奏許可の出た時間
あの音色を出せるよう憧れてる
「白い雲のように」は一曲まるごと弾けるようになった ほんとですよ?ちょっとまだ粗いけど
今は村下孝蔵「初恋」に着手しているけど、これはこれで難しい
ギターは難しいけど、楽しい
結局売りたくなかったのよね、
弾けないから売るって、安直よね
僕そういところがある
四十の手習い、手放そうと思った瞬間から
はじまる新たなストーリー
弾かないと鳴らない
いつかライブで弾き語りできるように
がんばるのが目標、展望、輝く未来。
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