現地にいた俺がアマプラでBE:FIRSTの東京ドーム映像をみた
前段
2024年7月12日にBE:FIRSTの東京ドーム公演がAmazonのPrime Videoで公開された。
収録されていたのは私が観覧した二日目だったので、現地と映像作品の違いを述べてみたい。ざっとあげると次の2点。「カメラワークのすごさ」と「本編以外で間延びする要素の削除」である。
カメラワーク
当時の自分の席は、アリーナFという場所だった。ステージには正対できる位置ではあったが、当然ながら肉眼で細かい表情を見ることはできない。しかしながら、映像作品ではメンバーの細かい表情まで見られるのである。
そして、本来見られるはずのないアングルからの映像で、様々な仕掛けもわかった。たとえば、アリーナ外周をまわるトロッコの内部構造、すなわち内側に段ができていて、大勢が乗っても見切れる出演者がいない、という配慮なども知ることができたのである。
また、ドローンを用いてすさまじい動きの映像で視聴者を圧倒するのはもとより、ステージにカメラクルーをあげて、細かい表情を撮るようなこともしていた(とはいえ、今回はカメラクルー目立たないように動いていた)。
いろいろな界隈では当たり前になっているようだが、声優アニソン界隈にいる俺にとっては衝撃的だった。
カメラワークにこだわった例としては、下の動画である(1分37秒頃)。
本筋に関わらない幕間シーン等のカット
BE:FIRSTはダンス&ボーカルグループなので、常に激しい動きをしている。そのため、衣装替えの時間等が他のジャンルより長い。そこで観客を飽きさせないように、幕間映像によるミニゲームなどを行ったのだが、そこはカットされていた。パッケージ化の際には復活するかもしれないが、Prime Videoの視聴者にとっては、ミニゲームは不要と判断されたのであろう。
また、現地ではライブ本編のおわりにエンドロールが流れていたのだが、それもカットされていた。Prime Videoにおけるクレジットと混同される恐れがあってのことだと思うが、エンドロールを逆戻しして新曲を披露するインパクトがちょっと減っていた気がする。
ともあれ、今年の私の激推しライブがPrime Videoという広く知られているプラットフォームで見られるのは、本当にうれしい。何度も見返そうと思う。
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