定期巡回・随時対応型訪問介護看護に向いているのは?

24時間365日、いつでも必要な時に利用者のもとへ訪問介護員や看護師が出向き、ケアを行う定期巡回・随時対応型訪問介護看護。訪問介護員と看護師が密に連携し、利用者が安心して自宅で毎日を過ごせるように日常をサポートする重要なサービスである。

訪問介護員は利用者とその家族に密接に関わるため、気持ちのよいコミュニケーションを取ることが欠かせない。利用者やその家族のさまざまな気持ちに寄り添うことのできる心の柔軟性が求められる。

利用者やその家族から24時間体制で連絡を受けるオペレーターや看護師等との柔軟なやり取りも必要だ。意見の食い違い等から人間関係のトラブルに発展すると、質の高い介護や看護を利用者に提供しづらくなる。自身の意見、そして自身の意見とは異なる意見両方を大事にし、協力していくことはとても大事である。

定期巡回・随時対応型訪問介護看護の仕事は、利用者の命を預かるたいへん重要な仕事である。要介護1から5までのさまざまな状態の利用者がいて、一人ひとりまったく心身の状態が違う。訪問介護員には、自身の行動や言動に責任を持つこと、観察力、冷静な判断力や応対力、臨機応変さ等が必要である。

コミュニケーション能力が高く、人と信頼関係をしっかり築ける人、協調性を持ち他者と協力して行動できる人、責任感や観察力があり、何に対しても冷静な対応ができる人は、定期巡回・随時対応型訪問介護看護の仕事に向いている訪問介護員だといえるだろう。日中だけでなく夜間も勤務すること、力を使う作業が多いこと等から非常に体力を使うため、体力に自信のある人もこの仕事にふさわしいだろう。

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