人身事故を起こしました。

はじめに

人身事故を起こしました。

幸いなことに相手は軽症で既に治療も終わり、保険会社を通じて一通りの保証の手続きを終え、昨日示談が成立したとの連絡を受けたので、本記事をアップすることにしました。

ひとたび事故を起こすと、日々の生活の様々なところで影響が出てきます。今、こうして落ち着いたところで、事故の前後で自分にどんなことが起きたのかを、記憶が鮮明に残っているうちに振り返っておこうと思います。

この記事は事故の加害者側からの視点で書いています。実は事故を怒った場合の心構えなどの情報は、ネットでもたくさん得ることができます。しかしその殆どが自動車保険会社によるもので、いわゆる「事故処理の流れ」的なものに留まっています。

もちろんそういった情報は非常に有益で、先々の不安の解消に大いに役立ちます。しかし実際に事を起こしてみると例えば罪悪感や、自信の喪失などによる精神的な不安定さから抜け出すのに苦労しますし、私のように高齢であればこの先の車との付き合い方など、手続き的なもの以外に考えることはたくさんあります。しかしながらそういったことについて、事故の加害者本人が自身の言葉として語られたものはあまり目にすることはありません。

被害者側の体験談、または加害者のそばにいる人間が体験談としてまとめているものは、検索すればすぐに見つかりますが、加害者本人の言葉はなかなかありません。当然です、他人を傷つけた本人が、その体験を公にするというのはやっぱりそれなりに勇気がいるのです。ですが、もし私のように事故を起こしてしまい、その罪悪感故に誰にも相談できずに苦しまれている方がおられるなら、同じような経験をしている者がここにもいると知って欲しいのです。

私は加害者として感じたことをなるべく率直に書こうと思いますが、内容によっては過去に事故に遭われた方などには不快に思われる方もおられると思います。従いまして、本記事および、本件に関する記事につきましては、有料とさせていただきます。決して営利目的ではなく、無駄に不快な思いをされる方が無いようにするため、そして、面白半分での閲覧を除外するための有料化となります。

一度事故を起こすと何が起こるのかに興味がある方、または同じように事故の加害者となってしまった方などで、有料でも体験を共有したいという方にのみ、お読みいただければと思います。

また、本稿は法令等の知識が不十分な筆者による記録ですので、過ちがあればぜひご指摘ください。随時修正を加え、修正履歴を残してまいります。

以下、目次を掲載いたしますので、ご興味を持たれた方はご購入のほどよろしくお願いいたします。

１．事故の概要