いろんな原画を見る事

動画マンが原画になるにあたり、いろいろ勉強されている事だと思いますが、「色んな原画を見る」事に関して意外と演出の方が様々な原画を見る為、引き出しが増えていくという事はあります。演修としてラフを描く際のノウハウ集積になっています笑。動検さんなんかも似たような感じではと思いますが、とにかく忙しいのでじっくり原画まで見てる余裕はないかも知れません。その話数がどうなるか(面白いか見栄えするかすべて)コンテが出来た段階でほぼ決まりますが、ある上手い先輩監督が「上手い原画にはかなわない」と言っていた様に、たまに「次元が違う」原画に当たるとしみじみ実感する事が出来ます笑。昔はよくコピー取ってました(=゚ω゚)ノ  

素晴らしい原画、ラフ原は見るだけで感動を与えてくれます。チェックが全部そんなだったらいいですけどね笑。1話数で1人いればラッキーですね。あるキャラデザまでやられた方がたまたま何カットか担当された際、その美しいラフ原に癒しを感じました( `ー´)ノ。正確以上なデッサン力(3DCG的正確さとは異なる、アニメ作画としてそのカットで求められている空間構築)、のびやかな線、芝居、どれも素晴らしいのですが、キャラクター作画全体がなんとも暖かい雰囲気があるのです。その方から誤解を受けてきつく当たられた事もあったのですが、カットはどれも暖かさのある雰囲気で、これは作画者の本質から来るものなのだろうか・・と興味深かったです。


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