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健康寿命を伸ばしたい。有権者が主役の世の中にしませんか?

最初に今回は申し訳ありません。健康寿命にはふれません。
唐突ですが東京都民の方は、ご存知かもしれませんが現在都知事選挙の真っ最中です。
いつもは舌鋒鋭い方や公約を達成しなかった方が猫なで声でヘコヘコする様を見ると、政治家を志すのも大変だと思うと同時に、選挙期間中を乗り越えれば良いんでしょと言う妙な計算高さが目立ち、有権者としては安く見られたものだなぁとついつい勘ぐってしまうのは私がひねくれているからでしょうか?
有権者としては東京を知事として任せるわけですから厳しい目線を持たなくてはと思います。
ある都知事選立候補者が (選挙は勝ち馬投票券ではない)と記者会見で吠えました。私はこの候補者を推してはいませんが、この言葉は深く感銘を受けました。
マスコミでは誰が勝つだの負けるだの、支持政党がどうだのこうだのと論じられますが、選挙とは本来政策を見て、立候補者と同じ思いを持つ人に一票を入れる。そして当選した方が在職中公約を守るかどうか、守らなければ何故出来なかったのかの検証をし、投票行動の重要テーマにする。本来はそういうものであり、その様に有権者の厳しい目線で何回も何回も選挙を繰り返していけば年月はかかるも民主主義が次第次第に成熟をしていくと私は信じています。
それを、勝ちそうだからとか、古くから知っているからとか、著名人だからとか、誰々さんの息子だから娘だからとか、そんな事で投票して良いんでしょうか?
万が一その様な基準で民間企業が社員を採用していったらどうなるでしょう、見てくれの良い人間や実力を土返しした人気のある者、昔ながらのコネ入社が大半を占めてしまいます。それを繰り返していれば結果として魅力のない現状維持に甘んじた昔の名前で出ている時代遅れの企業に成り下がるでしょう。そんな会社に真っ当な人は入ってくれますか?おそらく入ってくれないでしょうし、入ったとしても静かにいなくなるでしょう。何故なら先行きが見通せないからです。
ここまで書くと悲観的に思われるかもしれませんがそんなことありません。
会社を魅力のあるものにすればいいのです。
そしてその方法は簡単です。選挙に自分の考えに似た人に投票をし、当選したならば公約を守るか否やを注視するのです。そして公約を守らない人は次から入れなければ良いのです。そして優先する公約は有権者一人一人自分本位で決めていいのです。
子育て重視の人は子育ての公約を言う人に、介護を必要としている人は介護を公約にする人に、経済重視の人は経済の公約を見比べれば良いし、防災対策が重要と思う人もいるでしょう。つまり選挙の争点は有権者が設定すれば良いと思います。そしてそれでも誰を選んで良いか解らない方は、現状に不満がなければ与党に、不満があれば野党に入れてみてはどうですか?
(野党に入れてもどうせ何も出来ない。)
確かにそうかもしれません、しかしそれでもいいと思います。そうすることにより今の与党がピリッとします。権力は腐敗する、権力の力点を変えることにより、与党野党共に共通認識を持ち政治のレベルが高くなります。一朝一夕には出来ないと思いますが政治に緊張感をもたせる事の有益性は計り知れません。そのために有権者は政治に介入してほしいのです。町で演説している国会議員、都道府県会議員、市区町村会議員、各首長がいたら積極的に話しかけてほしいのです。喧嘩腰に言っては駄目です。ただ有権者の声を一人一人届けてほしいのです。朝時間がないのはわかります、ただ政治家が演説をしている姿を見ていると有権者が不機嫌そうに演説をしている政治家を一瞥し足早に通り過ぎる姿が目立ちます、政治家もこれではやる気が無くなるだろうなと思うわけです。
少しで良いから足を止め有権者として話しをしてみてください。要望を伝えてください。そしていい政策をしているなら沢山褒めてあげてください。そうすることにより政治が身近になり、しがらみのない政治が現実化するでしょう。政治家は遠い仰ぎ見る存在でも軽蔑の対象でもありません。私達と同心円のものです。たがらこそ政治家と会話をしてほしいのです。
ただ勘違いしてほしくないのは政治家は喧嘩をする相手ではないので敬意を持って頂きたいです。
政治は有権者も物です。公約は空手形ないですよ有権者との契約ですよ。やったフリは駄目ではないですか?やったフリではないと言うなら奥能登の現状を見てくださいと言いたいです。
年金受給額を見て下さい、実質賃金を見て下さい。と言いたいです。
有権者の皆さん国民主権を取り戻しましょう。


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