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鼻毛の痛覚は一体どれほどのものなのか

今日、鼻毛を久々に抜いてみた。

というのも、現在海外で出張中の身分の上、
体毛処理の道具をすべて忘れてしまった。

その上、衛星環境が日本と比べるとあまりよろしく無く、
外に出れば塵やほこりが多いため、
鼻毛の成長スピードが通常以上に早く感じる。

そんな今、ふと思ったことがある。

この鼻毛を抜く激痛はどれほどに値するものなのか。

では早速、調べていこう

まずはこの痛みを数値化するところから始めようと思う。

痛みを数値化する手段があるかどうかをネットで調べてみたところ、
痛みを数値化する技術というものは現在確立されておらず、
医療業界の課題であり、
現在デジタルバイオマーカーと呼ばれるセンサーデバイスを使用し、
生理データをリアルタイムで取得し、アルゴリズムを使用して数値化を試みている。

難しいこと書いてあるけど、
痛覚の数値化はまだできていないんだね。

確かに考えてみれば、
いまだに女性の出産時の痛みを
"スイカを鼻から出すようなもの"
なんて言われたりするくらいだし、そりゃそうか。

我ながらこの疑問を、
鼻毛を抜いているときに思い付いた自分を
ニュートンの重力の発見並ではないかと褒めてあげたい。

さて、現在多く使われている痛覚の表現は
0から10の11段階から、痛みの程度を示す方法らしい。

では早速、0から10段階の痛みを
僕の人生で体感した痛みを思い出しながら、
且つ僕の小エピソードも交えつつ表記していこうと思う。
ちなみに0は"痛み無し"、10は"死ぬほど痛い"とするため、
0については省略する。

【レベル1】
・父に裏切られ、アシナガバチに刺される。
・画鋲を素足で踏んずける。

【レベル2】
・ボルダリングに憧れ初日に猛特訓、翌日両腕筋肉痛。
・小指を棚の角で強打。

【レベル3】
・中学生の時、廊下で追いかけっこの際に
 急ブレーキをかけようと壁梁に手をかけたが
 勢いあまって止まれず、小指骨折。

【レベル4】
・友人にキレられ、コメカミヘ裏拳。
・素足でレゴを踏む。

【レベル5】
・24V設備から漏電による感電。
・マイナス46度の環境で冷えた鉄物による低温火傷。

【レベル6】
・小学生の時、階段の踊り場から大ジャンプ、
 着地にミスり両足かかと骨折。

【レベル7】
・原付からぶっ飛び、顎を強打、4針縫う。
・昔たまにあった、おしっこをした後の尿道の奥を締め付ける謎の痛み。

【レベル8】
・虫歯治療のため、麻酔を直接歯の神経へ注射。

【レベル9】
・小学校の時、リアカーに乗っている際に
 回っている車輪に親指を挟む。

【レベル10】
・無し

書き出せばまだまだありそうだが、
とりあえずこんなもんとする。
レベル10については、
"死ぬほどつらい"や死ぬほど苦しい"みたいな経験はあるが、
直接的な痛みについては経験が無い。
自分の経験不足を痛感するはめになった。
おそらく尿管結石やぎっくり腰、
妊娠の痛み等がこのあたりを占めることになるだろう。

さて、今回話題になっている鼻毛の痛みだが、
僕的痛覚視点で行くと、、、

レベル2
くらいであろう。

うーん、鼻毛を一本一本抜いているときは
涙を流しながら、且つくしゃみも止まらない、
しかもその時の顔面はみっともない。
そんな割には痛覚レベルが低いものであった。
こんなことでイタイなどと言っていては
漢として情けない。

僕は全力で鼻毛はカットすることを全面支持していこうと
本日しみじみと心に誓った。

余談ではあるが、この記事を書きながら、
どちらかというと痛覚的な苦痛よりも、
精神的な苦痛の方が過去に受けて生きていることを思い出した。

今度気が乗れば、
精神的苦痛レベルverも書いてみようなんて思ってみたり。





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