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沖縄県知事選挙・自民党敗北宣言!!

「参った。今回の知事選挙、正直辞退したい。」

「何がなんでも勝つ気で、政策や辺野古問題も△何とかぼやかせてきた。
しかし、討論会・座談会ともに両候補者から矛盾を指摘される。
上手に交わしてるつもりだが、これ以上は耐えられない。
我々、自民党組織の場当たり的なやり口に県民は気付いている。ここまで来たのに、西銘さん(沖縄4区選出・衆議院議員西銘恒三郎氏)の記事が出たのはダメージが大きい。行く先々で、支持者の態度が冷たくなってきているのを感じる。企業も離れ始めた。
参った。今回の知事選挙、正直辞退したい。
そう、語るのは自民党公認候補・佐喜眞アツシ本人である。
自民党公認候補として、県知事選に2度目のチャレンジであるが、前回に引き続き、今回も苦戦を強いられている。
安倍晋三元首相が銃撃を受け逝去し、直後の参議院選挙においては自民党は議席を大幅に伸ばし圧勝した。しかし、沖縄ではオール沖縄の候補者が勝利。沖縄県民は、安倍の死と選挙をはっきりと切り離して判断を下したということが窺える。沖縄県民にとって、日本政府、政権与党である自民党には、散々騙され裏切られてきたという記憶から強い遺恨が残っているのだ。
遡ること10年前、2013年11月米軍普天間飛行場の移設問題をめぐり、県選出の国会議員5氏が、名護市辺野古移設容認を承諾した。
各人が選挙時において、県外移設を公約に掲げ当選を果たしてきた。
しかし、あっけなく公約破りを行ったのだ。俗でいう手のひら返しだ。
党県連もまた、公約を見直し県外移設から辺野古容認にシフトした。
当時の、国会議員5氏のうなだれた様子のシーンが印象強く残っているところだろう。男芸者、女芸者に裏切られた県民の怒りはいまだ沈下することはない。

2013年11月25日 自民党本部にて辺野古移設容認に転じた自民党国会議員5氏

沖縄振興予算減額の裏側で・・

令和4年8月30日琉球新報が報じた記事内で、県選出の西銘恒三郎前沖縄北方担当相が、内閣改造で退任する際に沖縄振興予算について官邸側に発した言葉が「前年より100億円ほど引いたらどうか?」だったという。
自民の閣僚経験者は、「佐喜真が勝ったら年末の予算編成で増やせばいい」と、あからさまに語ったというから驚きだ。
要するに、自公政権は沖縄の経済振興を基地問題とリンクさせて、気に入らなければ減額。素直に言うことを聞けば増額と、沖縄県民の心を踏みにじり愚弄に愚弄を重ねているのだ。
そこで、県選出の西銘恒三郎の発言だ。
内閣府は23年度の沖縄振興予算を22年度よりも200億減額し2798億円を要求した。3000億を切ったのは10年ぶりだ。
新型コロナの影響から、県経済が圧迫される中で先の西銘氏の発言は、同じ沖縄県民として断じて許しがたい発言である。

令和4年8月30日琉球新報

統一教会との決別不可宣言!自民党

沖縄県知事選挙告示から6日目
統一教会について、佐喜真アツシと自民党沖縄県連との関係性が色濃く取り沙汰される中、西銘氏の発言が選挙戦にさらなるダメージを与えたことは間違いないだろう。また、22日に沖縄セルラースタジアム那覇にて行われた、「佐喜真アツシ総決起大会」に統一教会の信者が出席していたというのだから、いまだに自民党と統一教会は密接な関係を維持していることが分かる。
事ごとに、深刻な問題が浮上する自民党沖縄県連に、佐喜真アツシ本人の嘆きは届かず・・

「参った!今回の知事選挙、正直辞退したい!」

9月11日の投開票を迎える前に、自ら敗北宣言を口にしたのだ。




宮崎議員の政治塾に統一教会のK氏も参加






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