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ビジネス書にない、不動産中小企業の実態
おはようございます。
木曜日7時なので、不動産の仕入営業にむけて、ヒントになる記事を投稿します。
ここ最近ですが有料記事が売れていて、わたしの実体験に共感してもらえていることが嬉しいです。
と、同時に
いかに、仕入のみなさんが頑張っている(悩んでいる)かを実感しています。
ビジネス書にない、不動産中小企業の実態
わたしは、飽き性なこともあって、おおくの不動産企業に勤めた経験があります。
大きな組織から、10人ほどのベンチャー企業でも働きました。
ベンチャーでは、株式上場を目指して”朝から朝”まで働いたこともあり、中小零細企業の実態を知ると、ふと、こう思います。
「あれ?かれらが言っていることって、現場では通用しなくない?」「言っていることが、ズレている」
つまり『机上の空論』なのです。
おおくのビジネス書は、大手企業をベースに書かれていることがおおいため、中小企業に勤める人がおおい仕入営業には、参考にならないことがあります。
仕入で成果をあげるために、必死になってビジネス書を読んでも、成績がよくなることは稀(まれ)でしょう。
わたしは、ブラック企業で勤めたときに「なぜ、仕入を丁寧におしえてくれないのか?」と不満に思ったから、記事投稿を続けているのですが…
言った通り
「大企業と中小企業は、大きく異なっている」も活動理由に含まれます。
プレイヤーであるわたしが書くからこそ、仕入のみなさんが参考にできる良質な内容を発信できています。
リアルです。
おかげさまで、最近、有料記事がけっこう読まれています。(ありがとうございます。)
現場のリアル
ビジネス書には、「印象をよくする方法」だとか「トークテクニック」だとかが載っていますね。
ただ
中小企業の不動産の仕入営業は、「そもそも、営業マンに会えない」だったりします。
名の知れていない不動産会社を名乗っても、忙しい仲介さんに「居留守」をつかわれたり、受付に追い返されてしまうのです。
すると、そもそも、どうやって仲介にアポイントをとるのか?みたいなことから学ばなければいけません。
「プレゼンでは、結論から話せ」だって?
ばかを言え。
不動産の中小零細企業では、そもそも、プレゼン方法より「どうやって上司に好かれるか?」のほうが重要だったりします。
勝手に「大手企業より中小のほうが、社内関係が良好だ」と思っていませんか?
実態は「社内の評価制度が定まっていない」「思ったよりも閉鎖的(上下関係絶対)」であり、人の好き嫌いで「仕入の提案が通る・通らない」が決まります。
いくらプレゼンの切れ味がよくても、いくらいい不動産情報をもっていっても、愛想最強で顔がかわいい女性営業が契約することがあるのです。
大手企業が小さくなったものが中小企業ではない。
あなたは、仕入契約するときに「まず何をするべきか?」みたいなリストはありますか?
中小企業には、そういったものすら無いことがあります。
大手企業では当たり前の仕組み・マニュアルが整っていない。
つまり
大手企業の規模が小さくなったものが、中小企業ということではないのです。
中小企業の仕入営業は「まわりの社員レベルが低いから、自ら知識習得を要する」「マニュアルを自分で用意する」「組織体制が整っていないから、飲み会を企画して関係性を深める」
みたいなことも、必要になってきます。
仕入営業だけをやっていればいいわけではないのです。(つらいですね)
大手からの転職者から「やりたいことは、こんなことではなかった」という声をよく耳にしますが、それは、このように中小企業の実態を理解していないことが原因です。
裏をかえすと
自分ひとりですべてをこなす必要があるので、超絶ベンチャーに勤めて「理不尽」「多忙」に揉まれることで、様々なスキルを磨けます。
わたしがベンチャー企業を薦めるワケは、それですね。
と、同時に
わたしが飛び込み営業をおすすめしない理由も、ここにあります。
この環境で、優雅に飛び込み営業している時間なんてないからです。
おわり
ということで、これからも、中小企業にお勤めの方でも役に立つような内容を定期的に発信していきますね!
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