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狭小戸建の開発過程と”0日”で売った話【79件目】

おはようございます。

宅建がおわったので、戸建開発の裏話も(不定期で)投稿していきますね。

タイトルのとおり、「狭小戸建をどのように開発したのか?」と「どうやって0日で売ったの?」を実話で公開します。

一都三県で、3年で、100棟以上の戸建開発をしている「わたし」から、スキルやノウハウを(是非!)盗んでください。


狭小戸建を企画できない仕入営業は「ダメ」


かのオープンハウスが、業績好調なのは周知の事実でしょう。

かれらは「建物がいい」というよりも「土地の価値がありまっせ!」を特徴としています。

よって

東京都を中心に「需要がある土地」ばかりを仕入れていて、ぎゃくに「郊外」「土地の価値が低い」エリアには手を出しません。

ほんで

いい土地ばかりを狙うものだから、自然と仕入金額(販売金額)は高くなってしまうのだが、狭小の戸建住宅(土地が狭い3階建ての戸建)にすることで、それらの問題を解決しています。

おおくの社員を抱えていても、毎年、業績を拡大できているのは、狭小戸建にする「区割り」「企画力」だと言っても過言でありません。

小さな土地に区割りすることで、エンドユーザーの手に届く金額帯で、建売することが可能なのです。

これ、非常に大切なことです。

エンドユーザーは「家を買おうと思っても、お金がなければ買えません。」

開発者は「どこの層をターゲットにするのか?」という問題もありますが、「業績拡大」「成果の積み上げ」を目指すのであれば、多くのエンドユーザーに求められる戸建開発スキルが必要でしょう。

となれば

狭小の戸建開発スキルというのは、戸建用地の仕入れ営業には必須のスキルでしょう。

もう一回いいます。

一都三県において、戸建用地の仕入で戦っていくのであれば、狭小の戸建を企画できないと「ダメ」です。

長年、建売をやる地場の不動産じいちゃんによれば…

「総額が高い住宅は、なかなか売れない。『金持ち』は限られているからな。すると、売上に伸び悩む建売業者は、どんどん総額を下げる傾向にある。『狭小』に流れていくものなのだ。そういう業者をいくつも見てきた。」

と、いいます。

昨今、建築費や資材価格の高騰により、不動産価格は上昇。

大和ハウスでさえ、建築の請負ではなく、建売比率を増やして『エンドユーザーに手が届く商品』にシフトチェンジしています。

こんな時代にこそ、狭小の戸建企画を持ち合わせる仕入営業は「強み」を発揮するのです。

「大は小を兼ねる」というコトワザがありますね?

戸建企画においては逆で、「小」は「大」を兼ねます。

狭小ができれば、大きな土地に戸建の企画をすることが、どれだけ楽か…。

「クレーム解決」「確定測量」「越境解消」「間取り」「区割り」すべてにおいて、狭小は難易度があがります。

話は戻りますが、狭小にできれば販売価格を抑えることができるので、このご時世に「青田」で売ることも可能です。

「どのように狭小戸建を開発したのか?」「どのようにして0日で売ったのか?」次は、その実話を公開します。


狭小戸建の開発過程


そういえば、東急リバブルの営業から「どうすれば、民法離れの覚書をスムーズに取得できますか?」と相談を受けたので、そのときの回答を共有しておきましょう。

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