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電話の物件情報取得マニュアル

おはようございます。

木曜7時に、不動産の仕入営業に向けて「ビジネスヒントになれば」と記事を書いています。

レインズや大手仲介HPから、土地情報を取得したいときの電話の進め方をマニュアルに残します。

仕入の新人や、電話で物件情報を取得できない人は、こちらを参考にしてみてください。※1週間後に100円の有料制限を設けます。



【前置き】

※電話トークは、以下の記事にあるように、わたしの独自のスタイルに基づきます。性格的に合わない人は参考にならないかもしれません。

ただし、コツがつかめると、電話からでも不動産情報が「確実に」「早く」取得することができます。


仕入:「もしもし、買取業者の株式会社〇〇と申します。中野区〇〇の土地のご担当者様はいらっしゃますでしょうか?」

仲介:「担当は、外出中で〇〇時に戻ります。」

電話をすると、7割〜8割はこのように返ってきますが、情報を早く取得するために、折り返しは待ちません。

仕入:「かしこまりました。詳細をお伺いしたいので携帯電話の番号をお伺いできますでしょうか?」

仲介:「すみません。携帯はお伝えできないことになっております。」

仕入:「かしこまりました。別担当で、物件の詳細をご存知の方はいらっしゃいますか?」

仲介:「担当しか把握しておりません。」

仕入:「でしたら、物件の住居表示をお伺いできますか?」

ここまで詰めて、物件情報の獲得に努めます。


仲介:「折り返し遅れました。担当の〇〇です。買取ですか?」

仕入:「〇〇の物件ですが、建売3棟で、〇〇円で買取を検討しております。資料一式をいただけませんか?」

◆ポイント

電話の時点で、「買取価格」と「再販の企画」をおおまかでいいので伝えましょう。こうすることで、仲介担当には「具体的なお客様だ」と思ってもらえて、すぐに資料を取得することができます。

また

再販の企画を説明することで「地区計画で分割できないのです。」とか「実は旗竿地です」という返しをもらえることができ、ミスマッチを事前に防げます。


仕入:「物件の資料をいただければと思いますので、メールアドレスをお伺いできますか?」

仲介:「かしこまりました。〇〇〜」

仲介からアドレスを口頭で伝えられてる時、その場で新規メールのフォームから打ち込んでしまいましょう。

いちいち紙にメモしてから、後で改めてメールを作成する営業がいますが、シンプルに二度手間です。


仕入:「もし、他に買取で競合がいれば、急いで買取価格を出そうと思いますが、いかがですか?」

仲介:「はい。3社ほどはご紹介済みです。」

早く買取金額を出すことを口実に、買取の競合が何社いるか探りましょう。

ネットから情報を取得する場合は、基本的にエンドユーザーとも法人とも競合します。


無事に、メールで情報を取得できれば、買取価格を算出して頑張れそうであれば「前向きに買取検討ができそうです!ご挨拶も兼ねて、詳細をお打ち合わせさせて下さい。」と言って、アポイントを取り付けてクロージングに進みます。


物件情報を取得する段階から困っている不動産新人も多いと思うので、わたしが実践する電話からの物件取得マニュアルを公開しました。

電話は、(対面と違って)音声だけのコミュニケーションですから、新人が優位に立てるコミュニケーションツールの一つです。

なぜか?

言うことをメモに書いて、それを読み上げながら話をすることもできるし、自信をもった声で話せば、新人だと舐められることもありません。

トークのラリーが長くても、5分で終わります。

ようするに、ハッタリをかませるのです。

ぜひ、マニュアルを活用していただいて、物件情報をたくさん取得してみてください。

では、また来週!

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