2017年4月17日の日記

レザノフ滞在記を読む。非常に面白く、半分以上を一気に読んでしまった。

日々の細々としたことをかなり細かく書き付けているのが良い。態度は慇懃ではあるが一向に進まない交渉。それに苛立つレザノフ。この苛立ちが後の露寇の遠因となったのであろうか。

 レザノフは長崎の屋敷に幽閉に近い状態で置かれる。外と内とを分ける格子戸をすかしてのみ見ることが出来る異世界としての江戸期日本…この構図は非常によかった。

 面白い本であった。

 

 それ以外では書くことは特にない。今日も暖かく、体調は良かった。

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