2013年9月22日の雑文
自分の中の混乱と向き合うこと、自分の中の混乱をなだめること。そういう困難を作業をこなしていかなければ、人を感動させる文章を書くことなど出来ない。
どこかの塔の屋上で、泥を焼き固めて作った鍋で魔女が野菜やら肉やら薬品やらをごった煮にしている。鼻にたっぷりと出来物を作ったその馬糞の匂いのする老婆はところどころ歯の欠けた笑顔を見せながら僕の目の前のテーブルにそのごった煮をたっぷりとよそった皿を置く。スプーンにはもののみごとに黴がびっしりと生えている。魔女は手をすりあわせながら