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タイトルが長い映画!奇しくも両者SFコメディ『銀河ヒッチハイク・ガイド』VS『サマータイムマシンブルース』 #30DayFilmChallenge

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毎日連載三日目!

これまでの対談🦔👓

登場人物

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ことイナリ(文中”🦔”) https://twitter.com/flandore
絵が描けるオタク。ゲームを作った。アニメを作っている。映画が好き。映画絡みの仕事が欲しい。この企画の見出し画像を描いている

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いってつ(文中”👓”) https://twitter.com/ittetu_
脚本が書けるオタク。ゲームを作った。アニメを作っている。映画が好き。映画絡みの仕事が欲しい。この企画の文字起しをやっている。

作ったゲーム(買ってね)


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DAY3 タイトルが五文字以上の映画

👓「だいたいなんでもいいだろこれ」

🦔「四文字以下のほうが圧倒的に少ないと思う」
🦔「自分「銀河ヒッチハイク・ガイド」かな

銀河ヒッチハイク・ガイド
(原題:The Hitchhiker's Guide to the Galaxy,2005年,イギリス・アメリカ)
 ラジオドラマ企画から始まり、小説版、テレビシリーズに次いで制作された劇場公開作品。不条理喜劇としての側面を持ちつつ、知己と皮肉に富んだ物語はカルト的人気を集め、コメディSFの金字塔とも呼ばれる。
 主人公のアーサーは突然自宅が取り壊されてしまう。道路を通すための公共工事のためで、ずっと前に役所の掲示板で公示されていたがなんの反対意見もなかったために実行され、「行政に興味を持たないのが悪い」と一蹴されてしまう。さらに宇宙船の大群が地球に訪れ、「銀河ハイウェイを通すために地球を破壊する」と告知する。あわてふためく人類に対して「このことはずっと前からアルファ・ケンタウリの掲示板に公示していた。行政に興味を持たないのが悪い」と人類を一蹴。うなだれるアーサーのもとに友人のフォードが現れ、アーサーを連れて宇宙船にヒッチハイクしてともに地球から脱出する。銀河を旅する者の必携書「銀河ヒッチハイク・ガイド」の調査員であるフォードとともに、アーサーの奇妙な宇宙旅行が始まった。

👓「友達の宇宙人にたすけてもらえたのさ、交通事故から助けたり親切にしてたからじゃん? やっぱり人に親切にしなきゃだめだよ」
👓「アメリカの学校での乱射事件でも、”お前は俺の悪口を言わなかったから助けてやる”ってやり取りがあったりするらしいし」

🦔「人には優しくしよう。」

👓「いざというとき宇宙人に助けてもらえるかも(??)」

🦔「これはオープニングを見て大好きになった」

👓「銀河ヒッチハイクガイドっていう電子書籍が劇中に出てくるんだけど、その記述を紹介するシーケンスがおしゃれ旅番組? ナショナルジオグラフィックTVみたいで面白いんだよね」

🦔「皮肉が聞いていたり気取っているのもいい」

👓「42の元ネタもここだよね。SFの世界に時々出てくる数字なんだけど...”生命、宇宙、そして万物についての究極の疑問の答え”を求めるコンピューターを頑張って作って、でも計算にすごく長い時間がかかるから作った人たちの子孫が解答を聞くことになる。満を持してコンピューターが発した解答が、42」

🦔「は?ってなるよね」

👓「あのくだりがほんとうに大好き」
👓「42ってなんだよ!ってコンピューターに文句言ったら、そもそも問題がはっきり明示されないと解答が理解できないから、問題をまとめるためのコンピューターが必要だとわかって、またそれを一生懸命作るんだけど、また膨大な時間をかけて計算する。答えが出るまであと少しのところで事情を知らない宇宙人のせいで壊れちゃう」
👓「よく多数の凡人が天才を殺すって言うけれど、それがよく表現されていると思う」

🦔「それから、やっぱり全体的にすごくおしゃれだと思う。オープニングのイルカの歌が大好き」
「イルカはムチャクチャなことになるけど(ぜひ本編をご覧ください)」
「主人公も好き。主人公は家を失くすし地球を失くすし家族友達もみんな死んじゃう。で、途方に暮れて最初にとる行動が”紅茶を飲もう”」

👓「あれはあの主人公に特有なのかイギリス人のステレオタイプなのかわからない。どっちなんだろう」


🦔「SFだけど、あくまでコメディだしすごくカジュアルで見やすいと思うな。でもただのお笑いじゃなくて人間社会への皮肉が効いていたりして味わい深い。たくさんの人にすすめられるとおもう」

サマー・タイムマシン・ブルース
(2005年,日本,ROBOT)
 コメディ劇団「ヨーロッパ企画」の同名の代表作の映画化作品。ジャンルはSFコメディ群像劇。田舎の大学、SF研究会と掲げながらもSFの研究など全くせず自堕落な夏休みを送っていた。ある日、コーラをこぼしてしまい、クーラーのリモコンを壊してしまう。修理は不能、命綱であるクーラーが沈黙したことで、部室以外に居場所のない彼らは疲弊する一方。そんな中、部員たちは部室に珍妙なマシンが置き去りにされているのを見つける。「タイムマシンだ!」とふざける部員たちだったが、一人が「昨日」に飛ばされ再び「今日」に戻ってきたことで本物だとわかるとにわかに色めき立ち、「恐竜を見に行く」「未来を見に行く」と騒ぐが、まずは無難に、と「昨日へ行ってリモコンが壊れる前に取ってくる」と画策する。ハードルの低い計画に思えたが、「リモコンを取ってしまったらリモコンが壊れなくなり、矛盾が生じるのでは」「大変なことになる」と気付いた一同はあわてて辻褄合わせのために奔走する。

👓「奇しくも、僕もタイトルが長いSF。サマータイムマシンブルース」

👓「超カジュアル。登場人物日本人で大学生だから感情移入しやすい」
👓「でもSFとしてしっかりしていて、物語序盤、「昨日」の時点でよく見ると画面に同じ人物が二人いたり、後ろの方でビカビカ光っていたりする。序盤から中盤にかけてイマイチ噛み合わない言動がどんどん伏線として回収されていくのがほんとうに気持ちいい。シュタインズ・ゲートとかバック・トゥ・ザ・フューチャーとか、学生群像劇が好きな人ははまれると思う」

🦔「関係ない話なんだけどさ、アダムスファミリーを見てからバック・トゥ・ザ・フューチャーを見たから、ドックの背後にフェスターおじさんがめっちゃちらつくんだよね」

👓「本当に関係ないやん」
👓「俳優も、日本語吹き替えも同じ人だからね」
👓「っていうかほんとうに関係ないな」

結論

ことイナリ🦔が「サマー・タイムマシン・ブルース」見たら追記します

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