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世界的ホラー映画といってつの個人的理由。居心地の悪い映画『ヘレディタリー』『ビッグアイズ』 #30DayFilmChallenge

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毎日連載残り三日!今日もネタバレ無しで映画おしゃべりをお送りします。

これまでのおしゃべり

ことイナリ(文中”🦔”) https://twitter.com/flandore
絵が描けるオタク。ゲームを作った。アニメを作っている。映画が好き。映画絡みの仕事が欲しい。この記事のヘッダーを描いている。
いってつ(文中”👓”) https://twitter.com/ittetu_
脚本が書けるオタク。ゲームを作った。アニメを作っている。映画が好き。映画絡みの仕事が欲しい。

DAY28「居心地が悪くなる映画」

ビッグ・アイズ
(原題:Big eyes,2014年,アメリカ)
 風景画家のウォルターと肖像画家マーガレットは芸術を志し、絵画の即売市場で出会い、結婚する。マーガレットは自身の大きな目が特徴の子どもの肖像画にこだわりを持っていた。なかなか注目されないながらも二人は倶楽部の壁を間借りして作品を展示すると、マーガレットの絵は次第に人気を集めるようになる。マーガレットが絵を描き、社交的なウォルターは在廊して絵を売るチームになるが、次第にウォルターは自分が作者だと偽るようになる。ウォルターの社交性が絵をうまく宣伝しているのも事実で、マーガレットははじめ抗議するが、次第にゴーストライターとなってしまう。作品を著名人に寄付したり、絵画そのものではなくポスターやポストカードを売る手法で財を築くがその一方でマーガレットの心は暗く沈んでしまう。やがてウォルターはろくに絵を描いたことさえないとマーガレットは気付く。夫婦としてもチームとしても関係が壊れてしまう。

👓「ビッグアイズは伝記映画で、多くの人にとっては居心地の悪い映画なんかじゃないだろう」
👓「ぼくがなぜこの映画を嫌がるかというと、劇中の夫婦の関係が僕らに少し似ているからだ。ことイナリ🦔は優れた絵描きだけれど、社交やビジネス文書のやり取りは僕が窓口になっている。会話のなかでやり取りを簡便にするために僕自身がことイナリ🦔だと名乗ることもあるくらい」

🦔「せやろな」

「急に関西弁」
「実際、君🦔の名前と作品のおかげで僕の作品も知られるきっかけができていたりするから、本当に心苦しい」
「今後ともシャス!」

🦔「はい」

👓「僕がすごく個人的な理由で避けている映画なんだけれど、肝心の作品の出来はすばらしいからぜひ観てほしい。特に裁判のシーンが痛快だね」

🦔「この人、今も絵を描いているのがすごいよね」

👓「93才未だ現役。すげえ」公式サイト

ヘレディタリー/継承
(原題:Hereditary,2018年,アメリカ)
『ミッド・サマー』で有名なアリ・アスター監督の初監督・脚本作品。
ホラー映画。本当に覚悟がある人だけ見てください。本当に怖くて無理です。PG12指定ですが、個人的にはR18でもいいとさえ思っています。

予告編の時点でもう無理。

🦔「この映画に限らず、親が怒鳴るシーンが苦手なんだ。それが連続するとつらいね」

👓「この映画、家族団らんのシーンが少ない......というか無い、ホラー映画としても珍しい映画だから、本当に居心地悪い。葬式で始まるからもうずっとくらい」

🦔「ヘレディタリーについてはもう怖すぎて前の記事でも色々話しているので是非ご覧ください」

👓「全人類観て全人類キレてほしい」



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