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インナードライの原因と解決のカギは洗顔ではなく保水だった

こんにちは、株式会社イッテンコスメお客様センターの山口ゆりです。

日々暑くなり、少し動くとじっとりと汗をかくようになってきましたね。

汗をかくからか、お肌が潤っていい感じ?
と勘違いしてお手入れを軽めにしている方はいませんか?

実は夏は冬と同様にお肌が乾燥してしまう時期なのです。

今日はそんな夏場に起こりやすい
『インナードライ』について原因と対処方をお伝えします。

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◆インナードライと状態とは? 

近年、特に気温が上がる頃になるととニュースや美容雑誌等で
頻繁に取り上げられる機会が増えた「インナードライ」。

皆さまも1度ぐらいは、耳にしたことがあるはず。

「インナードライ」はその言葉の通りに
肌表面はテカる程に皮脂が分泌されているのに、
肌内部はカラカラに乾燥しているという、こわ~い肌状態です。

そして、一見すると脂性肌や混合肌などの肌質と似ているために、
見分けがつきにくく、間違ったケアをしてしまいがち

このため、日々のお手入れを怠けているわけではないのに、
知らぬ間に肌内部での乾燥が進んでしまうという
「悲劇」も起こりがち。

インナードライにならないためには、汗をかくような暑い時期にも
じっかりと保湿対策をすることが大切です。


◆インナードライの見分け方

上記のように見わけるのが難しい「インナードライ」をどうやって見分けるか。

□スキンケアをしているのに、乾燥やかさつきが気になる
□皮脂が気になるので、洗顔を入念にしているのにテカッてしまう
□皮脂がでているのに、肌がつっぱる気がする
□キメが荒く、毛穴が目立つ
□肌が固くなったり、ゴワつく
□化粧のりが悪い

1番確実なのは、コスメカウンターなどで、
肌の水分量と油分量のバランスをチェックしてもらう方法がおススメです。

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◆インナードライの原因

「インナードライ」の原因は、
肌の乾燥とバリア機能の低下にあります。

そもそも日本の夏は高温多湿で、
他の季節に比べれば、肌の潤いが保たれやすい状態にあります。

にもかかわらず、肌が乾燥してしまう原因は、強い紫外線によるダメージ
冷房による空気の乾燥、室内・外の寒暖差といった外的要因
熱帯夜による寝不足、不規則な生活、夏バテといった内的要因
夏場に重なりやすいからといえるでしょう。

肌は乾燥するとバリア機能が低下して、外的刺激に弱くなってしまうため、
防衛本能でうるおいをキープしようと、皮脂をたくさん分泌します。
「脂浮き」する程の大量の皮脂は、肌を守ろうとする努力の産物なのでした。

このような理由から、夏場に皮脂がいっぱいでてしまうと
さっぱりさせるために洗顔に力をいれがちですが
「インナードライ」を解消する最も効果的なケアは、実は洗顔ではなく、
まずは乾燥の改善、つまり肌にたっぷりの水分を与えて、
バリア機能と保水力を取り戻す「保湿ケア」
です。


◆インナードライの肌へ水分を与えるのは、化粧水の役割!

インナードライを感じたら夏場でも高保湿タイプの化粧水への切り替え
丁寧に何度でも化粧水を重ね付けしてあげましょう。

また、ローションパックや肌に密着するタイプのマスク等で
肌にたっぷりと水分を与えることも効果的です。

そして、乳液やクリームといった油分を含むアイテムでのケアは、
控え目にすることも大切なポイント。

とはいえ「インナードライ」の肌は
保湿ケアをしても水分を逃しやすい状態にあるので、
お手入れの最後には、油分で肌にフタをしてあげる必要があります。

この場合は、肌状態をよく観察しつつ、
油分が少な目のクリームやゲルなどで仕上げのケアをしましょう。

「保湿ケア」によって肌が水分で満たされれば、
必要以上に皮脂を出すこともなくなります。


これから暑くなる時期
乾燥対策と紫外線対策をしっかりして
皮脂・汗でてかるのではなく
艶・きらめき・輝きをもったお肌を育てましょうね。

株式会社イッテンコスメお客様センター山口ゆり

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