挫折スクショ

「コツコツやる、が出来ないんです」

この質問が来た時に「そんな難しいこと聞かないでください」と思いました。なぜならそれは僕自身でもあったからです! その時はコツコツ出来る人を羨望の眼差しで見ていたものです。その妬みも、今はだいぶ落ち着きましたが。その経験を通して、今理解していることをざっくり書いてみました。

 

「毎日淡々とやる」「コツコツやる」「ひたすらやる」
いろんな言葉がありますが、そのどれもが一般的に良いことのように言われています。しかし、少し短絡的かなと思います。

僕も幼少期から随分言われた覚えがあります。言われれば言われるほど、自分のセルフイメージが下がるんですよね。出来ないから。

 

コレ系の記事をいろいろ読んでみると、様々な成功者の話や、魂に響くとか、大事なこと、の様な立派な話が数多く出てきます。

ですが僕が理解しているのは、それらの多くは「やりたいからやった」もしくは「そうせざるを得なかった」のどちらかの場合が圧倒的に多いということです。

「こうした方がいいよ」のような予防的な事柄を学習したとしても、本来の自分にないものを継続してやることは非常にハードルが高いです。(そして副作用もあります:後述)

一万回失敗して電球の発明に漕ぎ着けたというエジソンだって、大リーグ通算3,000本以上の安打記録を持つイチローだって、それを「やりたかった」のだと思います。
そこには強烈な内側からこみ上げるものがあったはずです。

もう一つは「借金を返すために」とか「実家に居られなかったから」など、このままではまずい!というネガティブな背景を原因として「そうせざるを得なかった」ひとたちです。借金をバネに大成した事業家をたくさん知っていますし、友人にもいます。どちらかというと、情熱系の前者よりこちらが多いのではないでしょうか。

 

はい。結論。
「コツコツやる、が出来ないんです」はフツーです。

そんな身も蓋もないこと言われたって全然嬉しくないぜ!と思う方。
安心してください。今は出来なくていいし、むしろ正しい道にいる可能性があります。

出来ないからと言ってセルフイメージが下がるとしたら、それこそが問題です。また感情と切り離して何かが出来たとしても副作用があって、後々に「自分が誰か全くわからない」という苦しみを味わうこともあるのです。

出来ないということは「やりたくない感情センサー」が正しく機能している証拠です。このセンサーが発している信号は2つあります。

ひとつは
自分のやるべき事ではない場合。
「あなたには他にやるべき事がある」ということなのです。

もうひとつは
ストレスが大きくて今はできない場合、です。誰かがあなたを縛り付けてエネルギーを奪っています(←多くの場合、自分自身だったりします)
これは「本来のあなたには能力がある」ということなのです。

これを聞いて、どれくらいピンときますか?

 

ここでもやはり、「自分を知ること」が大切です
自分がどういうタイプの人間で、何が出来て、何が苦手か。
自分にとって何が大切で、どうしたいのか、を知ること。

そうすると、内側から沸き起こる、将来像が出てきます。
これがやるべき事です。
このような行く先に置くニンジンが見つかれば、かなり強力です。

 

ストレスが原因の場合。
仲間が必要です。足元を一緒に見てくれ、苦しい時に励まし、キツイ時に支えてくれる友人や先生が必須だと思います。
もちろん、ストレスが大きい場合は休息が第一です。(参照:「理不尽なこともあるけど我慢しているんです」

必要なのは、著者であれば編集者、スポーツならコーチといった存在。
それらはもはや職業に特別なものでなく我々一般の人間にこそ必要な存在だと思います。

僕はプールで水泳を習っているのですが(40歳過ぎまでカナヅチでした!)こんなことがありました。
美人コーチに指導を受けながら25m〜50mを必死に泳いでいた時です。25m往復を泳ぎ切ってコーチの前で足をつきました。

コーチはにこやかに「疲れた?」と僕の顔を覗きます。
僕は、息を切らしつつも頑張ってさわやかな笑顔を作り「はい!」と返事をしました。
コーチは笑顔で言います「うん。でも大丈夫!」「はい、もう一本!!」

「えーっ! 鬼コーチ!!」って感じでした。往復して帰ってくる度にほぼ同じ会話。往復3本は泳ぎました。そして4本目、往路で力尽き「もう溺れてしまう!」と思ってプールの反対側(コーチから最も遠いところ)で足をつきゼーゼーいいながら休んだのでした。

でも、25mが精一杯と思っていた自分が約175mを泳いだのです!
コーチは「やればできるでしょ? 3本泳ぐと体も暖まるのよ」と笑顔でした。
これは自信になりました。コーチが背中を押してくれたからであり、一人では絶対にできなかったでしょう。

今、25mは楽々泳げるようになりました。
そして仕事面でも友人やクライアントさん、先生に囲まれています。まわりのひとの力にとても助けられていると感じています。

一人で自分の限界を超えるのは困難ですが、
もうダメだと思った時に、隣に「あと一歩!」「もう一息!」と言ってくれる人がいたら、予想外に出来たりするものです。
そして、なんとかできた時に「素晴らしい!」「最高だったよ!」と言ってくれたら嬉しいですよね。

まとめ
・自分の深いところから湧き上がる目標を見つけること
・共に歩む仲間を味方につけること。


目標を見つけるのが困難じゃないか!という方。
はい。その通りだと思います。
その件に関しては、また機会があれば書いてみたいと思います。

友人ったって、そんな都合のいいひといないよ。
はい。その通りだと思います。
これに関しては、記事「そんな友達いないです!」に書いてみました。

ではまた。

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心理カウンセラー。「感情の学校」を主宰。 感情をガイドにしながら自分の中心にある大事なものを大切にする生き方を提唱している。

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