![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/69462301/rectangle_large_type_2_27977dbfc29551be0a241f139d0ba112.jpeg?width=800)
歴史が教える心理法則65ー抜書メモー
歴史が教える心理法則65
「心」を制する者が、成功をおさめる。
歴史を見ればそれは明らかである。人というのは、強制されると心理的反発を覚えるものである。
征服せずに「心服」せしめよ。人の心というのは、数千年を経てもあまり変わっていない。
歴史が教える「心の法則」は現代でも立派に通用する。
歴史こそ、心理学の教科書である。人は理論に縛られる。
理論は参考程度にとどめ、「理論の呪縛」にとらわれないこと。赤色は心理的圧迫感を相手に与える。また、指揮を高める効果もある。
人間は音楽に多大な影響を受ける。適切な音楽は生産性を高める。
背水の陣は有効である。だが、背水の陣を余儀なくされる前に、先手先手に手を打つこと。
あまり多い情報は、かえって混乱を招く結果となる。
説得や交渉には“勝機”がある。
たとえば、天候、気温、時間帯などである。人は良いことよりも悪いことのほうを信じやすい。また、自らの期待や欲求によって、目が曇ってしまうことも多い。人間の持つ情報処理のクセに気付くこと。
議論やスピーチの戦略として、①結論を最初に述べる。②結論を最後に述べる。③結論を最初と最後に述べる。3方法がある。状況や目的に応じて使い分けること。
嘘を見抜くには、表情の経過時間と顔の左側に注目せよ。
言葉の用い方ひとつで、人は簡単に操られてしまう。
本当のところ、不当な命令は拒否せねばならない。各自に決定権を与える代わりに、きちんと責任も取ってもらうことが重要である。
発信者の地位が低いというだけで、その意見がないがしろにされてしまうことが多い。進言する勇気と、その進言を受け入れる度量の両方が必要である。
防衛機能のメカニズムに気づき、「合理的であろうとするがゆえに、非合理性に陥るワナ」から逃れよ。
三位でいることは、個人の幸福感ということでは悪くない。
単に「やらない」から「できない」でいることが多い。
「自分は”できない“のではなく”やらない“だけではないか」と省みること。人は「自分より下だ」と思えるような人間をまわりに集めたがるものである。だが、「自分より少し優秀」な人との付き合いが、自分をレベルアップさせる。
アンケート調査では、「ふつう」「わからない」「どちらともいえない」といった項目ははずしておくと、より本音が得られやすい。
陰口は、将来的に自分を傷つけることにつながる。
怨みは最強の敵をつくる。不要な怨みを買わぬよう、注意すること。
張りつめた弓はダメになる。効果的に休息をとるよう心がけること。
「ちょっと一杯」は、心理学的に見ても効果がある。
エビ、犯罪統計、格闘技、意外なところで経済成長を占うことができる。
肥った人は、必ずしも否定的に判断されるわけではない。
人間というのは過信しやすいもので、小さい石ころほどつまずきやすい。
小さな石ころもきちんと対応していくこと人材を登用する場合、不必要な条件を課していないか?受け皿を広くとるほど、有能な人材の選抜が可能になる。
真の報酬とは、「やりがい」「生き甲斐」「自尊心」を与えることである。
「井の中の蛙」とならないよう、効果的な質問を投げかけることで、自分や他者に広い視野を与えよ。
人間が本来持っている喜びや好奇心から引き出される情熱を、仕事に向けさせるような努力が必要である。仕事を「人間に課せられた罰」とは考えないこと。
人は、太陽の光を求める。その欲求に配慮すること。
権威は「地位マーカー」によって、より高められる。“小道具”を効果的に用いること。
こちらから少し妥協することで、より大きな利益を受け取れることが多い。
複数の人で話し合いをした場合、リスキー・シフト(大胆な方向に進むこと)やコーシャス・シフト(保守・穏健なほうに進むこと)がおこりやすい。日本の場合、特にコーシャス・シフトに気をつけること。
人間の営みは「数学的計算」だけでは計りしれない部分が大きい。「見えない数字」にも注目すること。
リーダーは必要であるが、専制的リーダーは望ましくない。少数のリーダーに権力を分散させるのも効果的である。
説得においては、自分に都合の良い情報のみを相手に伝えるやり方(一面呈示)と、自分にとって都合の悪い情報も混ぜて伝えるやり方(両面呈示)がある。相手が元々その意見に好意的な場合には一面呈示が、非好意的な場合には両面呈示が有効である。
人には「耳に優しいニュース」だけを聞いたい、伝えたいという傾向がある。悪いニュースほど、意識的に耳を傾けること。
類似性の法則により、ダメな上役にはダメな部下が集まりやすくなる。その悪循環を断ち切らねばならない。
批判するなら、まず褒めること。また、ふだん冷静なうちから、「叱り方」をマスターしておくこと。
人間には「過去」に縛られるクセがある。過去を手放すことで、自分も相手も幸福になれることが多い。
人は無意識のうちに「押しつけ」をしがちである。相手側から物事を見るクセ、考えるクセをつけること。
「投射」のメカニズムにより、失敗の原因を他者に押しつける「善意の加害者」になっていないか?責任を引き受ける覚悟が、リーダーには必要である。
知識と情報を鵜呑みにするのではなく、「自分のもの」とせよ。そうすれば「知恵」になる。
人に対する親切はやはり行うべきである。道徳的な意味だけでなく、「将来への投資」という意味でもそうである。
取り入り、脅迫、自己宣伝、自己犠牲など様々な印象操作の技法がある。それらを効果的に使い分けること。また、結果よりもプロセスを褒めるほうが効果的である。
人は、過去の記憶によって、目が曇ってしまうことが多い。 特に人間関係ではそうである。不用意に「理解できた」などと思い込まないこと。
オフィスの温度を変化させることで、やる気や能力が高まる。
個室、オープンスペース、仕切りなどをうまく使い、オフィスを効果的に活用すること。
小さいステップを踏むことで、大きな目標が達成できる。
目標が大きければ大きいほどそれは重要である。努力は、成功への道となるだけでなく、結果に対する満足感を高める役割も果たす。
「BHAG(ビハーグ:壮大にして達成困難で大胆不敵な志)」を掲げ、その実現に向けて本気で取り組め。
女性は、嘘を見抜くのが、男性よりずっとうまい。いざという時には、協力を仰ぐと良い。
効果的な沈黙により、人を動かすことができる。
意識して沈黙を用いよ。「沈黙」と「おしゃべり」の両方が必要である。
しゃべることで、リーダーにもなれる。ファッションもビジネスの大事な要素である。
特に日本の場合にはそれが言える。人は自ら発した言葉に縛られる。
説得では、相手自身の口を開かせることが有効である。「命令」ではなく、「目標」を与えよ。人を動かすのがうまい人というのは、目標の与え方が上手な人である。
本音を語れば信用される。自己開示は効果的である。
根拠や証拠が不十分でも、“鮮やかな情報”によって人は説得されてしまうものである。
人々に親しまれることにより、“コピー”が“オリジナル”を超えることも不可能ではない。
グループを組むことは有効であり、その際には、結びつき(凝集性)を高められるかどうかがカギになる。小道具によって凝集性を高めることもできる。
過ちは素直に謝罪せよ。中途半端ないいわけは、事態を悪化させるだけである。
自己説得のメカニズムを応用し、言葉の使い分けで、相手の中にポジティブなイメージを引き起こせ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?