見出し画像

Think, before you talk 〜言葉の重み〜

飽き性の私なので、やっぱり更新が滞ってしまいました…。さて、ニューヨークはあっという間に2021年初夏。パンデミックになってから1年ちょっと。今日は新型コロナで亡くなった友人のこと。

訃報を聞いたのは2021年5月8日。彼女が病院で亡くなってすでに1ヶ月も経っていたそう。もうあの笑顔は見れないんだけど、今でもどうしても居なくなったことに実感が持てない。

彼女とは同じ職場の同僚だった。彼女が入社した時に周りから「ちょっと変わってる人」と聞いていたけど、実際に会うと「それが彼女」という感じで、たまに服装が派手だな、ぐらいの印象。ネグリジェっぽいワンピースとか(笑)

働きながら移民弁護士になるための学校にも通っていて、NPO活動にも参加する、とても忙しかった彼女。生まれた国籍を捨ててアメリカで生きていくことを選んだ、その決意はどれほどだっただろう。家族の彼女に対する「理解」や「支え」もまだ難しかったのかもしれない…。

彼女は人の内面をよく見ていたし、慕われると面倒見も良くて、優しかった。人の行動や言葉に敏感で、一個人に対して敬意を払えない人は嫌いだった。

いつも私の愚痴や意見は否定せず、「そうだよね」って聞いてくれたし、味方でいてくれた。「大丈夫だった?」って心配もしてくれた。「そうなの?」って疑わしく笑ってたけど、本当に癒されてたんだよ、私。

あぁ、やっぱり辛いなぁ。

コロナ禍で会えなくなって、連絡もフッと思い出して私から「元気?」ってLINEするぐらいで、いつも連絡するのは私から。コロナが落ち着いたら皆んなで会いたいねって言ってたのにね。

既読にならないLINEも全部、やっぱり消せない。いつかまた逢える日が来たら、これから起こるあんな、こんなをちゃんと聞いてよね。それまでは空から見守っていてね。好きだよ、本当にありがとう。

あ、遺影の写真が綺麗すぎて笑っちゃった。ゴメン!





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?