離婚から8年

いなくてもやっていける。お願いだから別れてほしい。といって別れを切り出したのは私。

そんなにチームとして機能不全ならばいない方がマシである。そう思って離婚を切り出したのは私。

結婚していてはスタートさえ切れない。そう思って1人になりたがったのは私。

子どもは父親がいなくても私1人で育てられる、そう軽々しく思っていたのも私。

1人になれば、離婚さえすれば、なんだってできると希望を持っていたのは私。

確かに不当に扱われ続ける苦しみからは解放された。自分を大切にして過ごすことができている。新しいスタートも切れた。

ただ父親がいなくてもやっていけるというのはいまだに背負えずにいる。
我が子がそのせいで苦しんだとして、自分のせいだと背負うのは辛すぎて、直視できずにいる。
でも私の責任以外のなにものでもない。未熟な親のせいで我が子が苦しむ。

未熟な親であることは今からは取り返しがつかないのだから、せめて、私が幸せに生きて、困ったことがあってら助けてあげられる存在になるしかない。

生活は続いていく。平和でご機嫌な放課後と週末を重ねていくことと、生活の安定は難しい。

サポートしていただけると喜びます。 いただいたサポートは一生懸命生きることに使います。