見出し画像

ワンオペ気味のママが英検2級を目指すシリーズ その4(リスニング対策、複数の意味がある英単語は文法知識で対処!)

こんにちは!
スロース英語教室のNaokoです。


ワンオペ気味のママさんが、お子さんへの英語を考えるうちに自分で勉強しよう!と英検2級の勉強を始められた軌跡を綴っております。


過去のシリーズはこちらから。

さて、試験まで1ヶ月を切ってきました。
GW明けで、なおさんも少しお疲れの様子が見えます。


それでも週1のレッスンがあったらその前後はイヤでも勉強するので、ヤル気に頼らない仕組み化は大事ですね。


最近リスニングの演習と丁寧なやり直しをしましたが、4月時点と比べて点数が10%伸びました✨
ご本人はあまりピンと来ていないようですが、やはり単語を覚えていることで問題に対する理解がより進みました。
4月時点で知らなかった単語も私が聞いてみると答えられるようになっている単語がチラホラでてきました。



あとはいわゆる「試験慣れ」ができてきました。
問題の前に「この内容を質問してきそう」という予測ができるようになったり「この選択肢はどう考えてもおかしい、こんな話していなかった」などの他の選択肢を除外する予測精度も上がっているのを感じます。


過去問のスクリプト(リスニング音源の書き起こし)を見ながらもう一度音源を流したり、知らなかったイディオムや単語、リンキング(早口で発音するためぐちゃっと聞こえる現象)を一つひとつ確認していきます。


あとは「単語は知っているけど、意味が複数あってどちらの意味か判断に時間がかかってしまう」というパターンもありました。
たとえばleave(s)という言葉だと、「葉っぱ」という名詞なのか「去る」という動詞なのか、一瞬で判断しなければなりません。
リーディングのように何回も行ったり来たりができないためです。


雑に答えるなら「文脈で判断する」となるのですが、それまで全くなんの話題か分からなくても文法的に判定する方法もあります。
この問題だと
I want to collect some leaves for a school art project.
という文章だったので名詞の「葉っぱ」の意味になります。


実際はI want to collectまでを聞いた時点で「あ、動詞あった!だからあとは名詞が絶対くるな」と予想しながら続きを聞きます。
collectが「集める」という意味だと知っていたら「集められそうなものってなんだろう?」と思いながら続きを聞くことができます。
(2022年第3回 リスニング(7)より)



もちろん文の中に文が入り込む(if節やthat節など)構造もありますが、その場合の見分け方は別の機会に譲ります。
結論から言うとそれでも聞き分けはできます。


これほど丁寧に解説ができるのも、生徒のなおさんが


「この部分がよく意味が分かりませんでした」
「このtoは数字のtwoですか?それとも前置詞のtoですか?」
「カンで答えて当たっちゃいましたけど、やっぱりよく分かってないです…」


などなど、沢山の質問をしてくださったからでした。
質問ができる、というのは意外と全員ができることではありません。
質問をするというのは能動的な行動で、負荷がかかる行為だからです。
特に「カンで当たっちゃいましたけど、教えてください」という質問から学習意欲の高さを感じます。


こういう方は資格試験に限らず、興味のあることならなんでもどんどん伸びていくと思います。
大人でも子どもでも、どんどん自分の聞きたいことを聞いて、自律した学習者になって頂きたいですね。
私も生徒さんに恥じないようなサービスを提供したいと思います。

また次回にお会いしましょう!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?