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アメリカの小学校で教えられている教科一覧(n=1)

アメリカの現地校に通う娘の1年が終わったので、今の娘の学校で教えられている教科について書き出してみようと思います。
(アメリカの全ての学校がこのような教科の内訳になっているわけではありませんのでご留意をお願いします)

まずは日本でも馴染みのある教科から。



Language arts literacy(いわゆる国語)
Math(算数)
Science(理科)
Social Studies(社会)
Arts(図工)
Music(音楽)
Physical Education(体育)

あまり日本で見たことないかな?と思うのは
Library/Mediaという教科でしょうか。


ただしLanguage arts literacyに関しては日本での国語と違うところもあったので書いていこうと思います。



日本とアメリカの「国語」で同じところ


文を書くときのお約束を学ぶ
(日本語ならゃ、ゅ、ょは原稿の右上に書く、段落はじめは1マス空けるなど。)
(英語なら文頭は大文字、文末はコンマで終わる。単語と単語の間は必ず1マス空けるなど。)

コミュニケーションのマナーは日本でもアメリカでも書かれている。お友達の話は遮らず最後まで聞こう、など。

日本とアメリカの「国語」、違うところ


・日本語のひらがな読みの発音は説明なし
英語はスペリングの発音のルールについて説明されている(俗に言うPhonics、sight word)

日本の教科書が日本生まれ日本育ちの人のみを対象としているのかもしれないし、日本語の発音のバリエーションが英語よりも少ないのかもしれない。


・アメリカでは書かれた文章の構造を小学低学年から習う
(言いたいことは最初と最後で繰り返す、途中に理由とそれをサポートする例を挟む…など。原因が先にきて、結果が後にくるなど。)

・日本では「書くときの姿勢」の説明あり。
握りこぶし一つ分空けてまっすぐ腰掛けるなど。アメリカは姿勢に関する説明なし。


・アメリカでは文章が「フィクション」「ノンフィクション」に分かれており、その目的も違うことが明記されている。
(フィクションは想像上のお話、楽しみのために読む。ノンフィクションは事実を書き連ねたもの。)

・アメリカはよく作文をさせる。2-3日に1回は授業中に書かせている。
「今日楽しかったこと」のようなエッセイを書かせる日もあるが、「今日は○月△日、自分のクラスは男の子が□人と女の子が✕人の合計○○人のクラスだ。担任の先生の名前は…」など、ただただ事実を書き連ねていくワークもあるのが面白い。


アメリカのみにあるLibrary/Mediaについて


・娘の学校では一人一台Chromebookが支給されているので、図書館の本や自分のパソコンを丁寧に扱えているかどうか、が評価基準になっていました。
日本の小学校に行っていないので、最近の日本の学校にもあるかもしれませんね。


他に気づいたことができればこの記事に追加しようと思います。


いつもお世話になっているパーリーメイさんの画像をヘッダーにお借りしました。
「この画像いいな!」と思ったら大体パーリーメイさんの作品なことが多いです。
パーリーメイさん、いつもありがとうございます!

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