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上等なユーモアと勇気

生きていく上で、大切なことってなんだろう。
そもそも、生きるってなんだろう。
何のために生まれ、死んでいくのだろう。

恐らく、ほとんどの人がこうしたことを度々悩み、考え、苦しんだり、忘れたり、また思い出したりして生きているだろうと思う。

私なりの一つの答えは、
「意味なんてない」
ということ。

やや乱暴な答えだけれど、大きな宇宙の中で、ちっぽけな自分という存在は、残念ながら、さほど重要な任務を持っているわけではないと思う。

だから、そんな難しく考える必要もなく、肩の力を抜いていいのかも、と思った。

そうやって、楽になりたかったのかもしれない。

一方で、命の一つ一つが、とてもかけがえのないものだと思う。

動物も植物も、人も音楽も言葉も、その命の瞬間というものは、全て唯一無二だから。

さて、唯一無二の私たちは、どうやって生きていけばいいのだろう。

「生きる」ということは、困難。
存在しているというだけで、辛いもの。

その体、その心は、いつも自分だけのもの。

それなら、今日、ご機嫌に生きていればいいんじゃないかな。

私の大好きな歌、YUKIさんの「センチメンタルジャーニー」に、こんな詞がある。

新しい私達は
ふくらんだ胸の奥深く
上等のユーモアと 勇気を持ちあわせてる
かくれないで ここへ来て
最後まで 見届けてみよう
夢を持っているだけで ごはんもおいしく食べられる
そして、大人になる

この、「上等のユーモアと勇気」という言葉が、特に好き。

「人生を楽しむ」
簡単に言うけれど、それは、とても覚悟と勇気がいるもの。

本気で、目の前の自分の世界を楽しむユーモアと、行動する勇気。

これが、私なりの、大切にしていること。

私はもう、この歌みたいな「青春から旅立つ」年齢ではないけれど、生きていることは、ずっと孤独な旅をしているようなもの。

今日も、大切な人を大切に思い、感謝と敬意を持って、楽しめる自分でありますように。


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