今年の大晦日にはきっと

正月二日にして大地震と大事故である。
羽田の滑走路で炎に包まれる旅客機を目にしても、事故の重大さより先に「ダイ・ハード」と飛行船ツェッペリン号が浮かんでしまう有様で。
もちろん事実なのは頭でもわかっているし、転載も事故も人間の都合を聞いてから起きるものじゃない。それが正月だろうがクリスマスだろうが、僕の誕生日だろうが、来るときには来る。起きるときには起きる。
それでも流石に正月二日に起きる事故じゃないだろうよ、と二日連続の大きな出来事に、たった二日で腹が膨れ、胃もたれ気味だ。
この調子で今年が進んでいったら、夏至を過ぎた頃には鎌倉にゴジラが上陸して、大晦日には地球征服を目論む宇宙人の船が空を埋め尽くすに違いない。