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過度なステイホームをするとどうなる?

3度目の緊急事態宣言が発出されて、多くの方が自粛を余儀なくされているのではないでしょうか?

さらなる感染拡大が広がってきた昨今の世の中、ソーシャルディスタンスや外出自粛が求められるでしょう。

しかし、度が過ぎた自粛対応を行うと心身ともに崩壊する危険性があります。

・もう人には会わないようにしよう
・外は危ないからずっと家にいよう
・話すのもリスクだから会話も✕
・買い物は、デリバリーで済まそう
・ずっと家にいよう

実際、私も最初の緊急事態宣言で自粛をした際に外出や人と会う機会を減らしました。しかし、1週間以上引きこもって、人と会わないでいるとやはり心身共に鬱状態になりました。
(耐えきれなくなって途中で外出の機会が増えました(笑)

外出自粛とはいえど、心身共に健康体でいるためには、多少なりとも必要最低限で工夫することが大切だと気づきました。

では、早速本題ですが、「度が過ぎるステイホーム」をやると人間の生活にどのような影響を及ぼすのでしょうか?

①太陽の光を浴びない

よく晴れた日の日光浴って、何だか気分がスッキリしますよね?しかし、外出自粛といって、太陽を浴びずにずっと家に引きこもると体に様々な影響が出ます。

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▶体内時計が狂う

太陽の光を浴びないことで、生活リズムが大きく崩壊します。

人間は、決まった時間に起床し日光を浴びることで体内時計がリセットされて生活リズムが整うのですが、日光を浴びないと体内リズムが崩れてしまいます。

〇Point
【体内時計の崩壊による影響】
・睡眠不足
・頭が重い
・気分がすぐれない
・昼夜逆転

閉め切ったカーテン中でずっと生活すると、下手をすると時間感覚さえ分からなくなることも・・・

▶ビタミンD不足

ビタミンDは、太陽の光を浴びることで構成されます。ビタミンDの効果は、身体の調子を整える上では欠かせない要素になってきます。

〇Point
【ビタミンDの効果】
・免疫機能の向上
・カルシウムの形成
・代謝機能UP
・筋力増強
・皮膚の生成
・脳機能の向上

もし、ビタミンDが不足した場合には、感染症にかかりやすくなったり、カルシウム不足による骨折や筋力低下など、生活に支障をきたすことが起きてしまいます。

このようにコロナ禍で、太陽の光を浴びずに長時間家に閉じこもると、身体の機能と精神面で様々な影響が出るのです。

②タブレット端末の長時間使用

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自粛生活を送る上で、外に出る機会が減った分、スマホやiPad、PCの使用時間が伸びた人が多いのではないでしょうか?

リモートワークや学校のオンライン授業とネットワークの活動が主流になった現代において、端末活用が欠かせないと思いますが、長時間による端末使用は人体にかなりの負荷がかかります。

特に長時間使用によって、液晶画面のブルーライトによる眼球疲労やスマホ依存による脳過労が問題となっているので、操作時間には注意が必要です。

〇Point
【タブレット端末の長時間使用による影響】
・目の疲れ
・不眠
・視力低下
・首肩コリ
・うつ症状

自宅で活動時間が増えた中、タブレットの使用する上では、息抜きという形で一旦使用を控えることが大切になってきます。

③会話減少による孤独感

職場や学校に行くことで、いつも顔合わせする人とたわいない会話をすることで、自然と楽しく日常生活を送れたことでしょう。

しかし、緊急事態宣言によって外出自粛が余儀なくされたことで、以前よりも他人と対話する機会が減った人も多いと思います。

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人との対話が減って、孤独感を感じるようになったことありませんか?

実は人間は他者と会話することで、脳の活性化やストレス解消といった効果が発揮されます。

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しかし、会話する機会が減ると、脳の働きが悪くなったり、悩み事を抱えて殻の内側に閉じこもったり、語彙力・ボキャブラリーが衰えるといったことが起きてしまいます。

孤独感が強いあまりに自殺行為をする人も報告されているので、ステイホームでも会話する機会を作ることが大切になってきます。

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幸いにもコロナが流行している最中、ネットワーク環境が整っているためオンラインでのコミュニケーションが可能になりました。

会話の機会を減らさないためにもLINE、Zoom、電話といったツールを上手く活用することが大切かもしれません。

④栄養バランス崩壊

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外出自粛によって、買い物もちょっと怖いからデリバリーで食料を調達する人が増えてきたのではないでしょうか?

ファーストフードに限らず、居酒屋や小規模の飲食店でもデリバリーするお店が増えてきたので、注文する料理のジャンルを楽しめるかと思います。

しかし、デリバリーの注文ばかりに頼ってしまうと栄養バランスが崩れる可能性があります。

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特にファーストフードの料理はかなりの高カロリーと高い糖質が含まれているので、食べ過ぎによる肥満や高血圧、生活習慣病による疾患のリスクも高くなります。

デリバリーは、気軽に注文できるメリットもありますが、健康体を維持するためにも、栄養バランスについて考慮する必要があるでしょう。

⑤暗いニュースでネガティブ思考に

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「今日の感染者数は、1000○人です。」「死亡者数は○○人です。」「ワクチン接種はもう少し時間がかかりそうです。」連日報道される感染者数で一喜一憂している人も多いでしょう。

しかし、常に暗いニュースばかり聞いているとメンタルが落ちてネガティブ思考になってしまいます。

〇Point
【ネガティブ思考によるメンタルの影響】
・気分が落ちる
・不安や憂鬱感を感じる
・絶望感を感じる
・否定的な考え方を持つ

コロナの収束がなかなか見込まれない状況だと、将来に対して絶望的な捉え方をしてしまいます。

メンタル面での健康を維持するためにも、コロナに関するニュースから離れることが重要になってきます。そのためには、テレビやスマホニュースを覗く時間を減らし、家の中でできることを模索する方が良いでしょう。

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〇Point
【家の中でできる事】
◎料理
◎ヨガ
◎オンラインゲーム
◎読書
◎DIY
◎創作活動(絵、作曲、執筆など)

実際、私も料理や記事制作といった創作活動をしてから、コロナに関するニュースで一喜一憂することはなくなりました。

家の中で活動することで、コロナの事は自然と忘れてしまうので、心の健康面を維持するためにも自分の趣味に没頭することが大切かもしれません。

〇適度なステイホームで

緊急事態宣言下で、ステイホームが叫ばれている中、外出自粛は感染拡大の抑制に効果が発揮されます。

しかし、あまりに度が過ぎるステイホームで生活すると心身共に疲弊してしまい、たとえ、感染対策をしても”本末転倒”という悲しい結末になってしまいます。

健康的に生活するためにも試行錯誤を重ねて工夫する努力が重要になってきます。

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【適度なステイホームスタイル】
◎人手が少ない場所、公園で日光欲
◎タブレット操作はほどほどに、合間に休憩時間を作る
◎こまめにLINE、Zoomで電話、たまに対面で話すなど
◎栄養バランスが整った食事(買い物で食材を調達して料理するなど)
◎家の中で活動できる趣味を増やす

皆さんも家の中で楽しめるジャンルを増やして、コロナ禍でも楽しめる日常生活を送っていきましょう。

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