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近代文学/批評読書会

神戸大学近代文学ゼミの院生・学部生を中心に、定期的に行なっている読書会の記録。2018年から、学部生や他大学の学生に門戸を開いたオープンな形で再結成した。


この研究会について

《方法》日本の近現代に書かれた文学作品と、同時代の批評的なテキストをセットで読解することで、歴史的なパースペクティブを身につける。その都度のテーマや関心に沿って報告者を輪番制で立てる。が、レジュメは基本的に用意せず、ある程度ラフな形で話す。

《テキスト・頻度・場所》テキストは、およそ10年を一括り(一回分)にして、時代順に進行。参加者の希望によって、その都度次回のテキストを選択する。頻度はだいたい2ヶ月に1回ほどで、神戸大学の読書室+オンラインで開催。

《参加者》神戸大学の学部生・院生を中心としているが、大阪大学や大阪府立大学など他大学からも参加してもらっている。参加希望の際は、私松田(matsudaitsuki@gmail.com)に連絡ください。

《これまでのテキスト》参考までに、2018年1月から扱ってきたテキストを以下に挙げる。なお、便宜的に「戦後」を対象としていた時期を《第1期》、「明治以後」を対象とする時期を《第2期》としている。

近代批評・これまでのテキスト

第16回(2021年10月10日、13時〜)

《テキスト》

・永井荷風「地獄の花」(明治35年)

・菅野昭正『永井荷風巡歴』(岩波書店、1996年)

第17回(2021年3月28日、13時〜)

《テキスト》

・萩原朔太郎『萩原朔太郎 ちくま日本文学36』(ちくま文庫、2009年)

・北川透『萩原朔太郎「言語革命」論』(筑摩書房、1995年)

第18回(2021年5月15日、13時〜)

《テキスト》

・小林秀雄『小林秀雄初期文芸論集』(岩波文庫、2002年)

・江藤淳『小林秀雄』(講談社文芸文庫、2002年)

第19回(2021年8月1日、13時〜)

《テキスト》

・横光利一『日輪・春は馬車に乗って』(岩波文庫、1981年)

・絓秀実『探偵のクリティック』(思潮社、1988年)

第20回(2021年10月31日、13時〜)

《テキスト》

・保田與重郎『保田與重郎文芸論集』(講談社文芸文庫、1999年)

・福田和也『保田與重郎と昭和の御代』(文藝春秋、1996年)

第21回(2022年1月30日、13時〜)←☆次回☆

《テキスト》

・三木清『三木清文芸批評集』(講談社文芸文庫、2017年)

・中野重治『村の家・おじさんの話・歌のわかれ』(講談社文芸文庫、1994年)


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