【朝起きれない人へ】それって体のサボタージュかも?
いきなりだが、あなたはどんな気持ちで朝を迎えているだろうか?
「そもそも夜型だから、朝起きるの苦手なんだよね」という人もいるだろう。
「早起きは三文の徳」というように早起きがもたらす恩恵はたくさんあるのを私は自分の身を持って知ったが(現在の私は四時半から5時頃には起床している)、今回は「早起きの効能を説く」のがテーマではないので、回を改める。
今回のテーマは主にそもそも朝起きるのがつらい!とか、朝起きれない!という人へ向けた記事である。
大事なのはどんな気持ちで朝を迎えられているか?ということ。
そのことを知るのは、その人の従事していることに対する一つのバロメーターになると私は考えている。
かくいう私も以前は朝がつらくて仕方がなかった。
朝が大嫌いでどちらかといえば夜型人間だった。
勝手に夜はクリエイティブになれる時間であると思っていた(確かに夜中は静かで何かに集中する環境を得やすい)。
だが、夜寝るのが遅いせいもあり、朝起きるのがつらい。どんよりした雲を頭から被ったように満員電車に乗り会社に行く。これが通常モードだった。
だが心のどこかで、朝起きるのがつらいのは本当にそれだけだろうか?とも思ってた。
そこで朝起きた時の私の感情を書き出してみたのだが……(世の多くの人は書き出すまでもなくわかるだろうけど)
「会社に行きたくない」
「満員電車に揺られたくない」
「あの上司と顔を合わせたくない」
「はぁ・・・・・・(ため息ばかり出てくる)」
こういったことばかり考えていたのだ。
「なんだ、会社と通勤が嫌なんじゃん」
さらに言えば、
「今やっている仕事って、自分のやりたいことなのか?」
とまで考えるようになった。
そう、「朝起きるのがつらい」のは、心の訴えではないか?と思うようになったのだ。
朝起きられないのは心身がサボタージュしている?
私は朝起きられず仕事に行けないと訴える人を何人か知っている。
頑張って起きて、重い体を引きずるようにして駅までは行くのだけれど、ホームのベンチに座って何本も電車を見送っている。貧血になってしまう。それで結局職場に行けずに帰ってきてしまった、という人もいる。
中には職務内容に不満があったわけではないが、人間関係が原因で職場に行けなくなってしまった人もいる。
原因はさまざまだろう。
だが、朝起きられないというのは、少なくとも身体が「起きて仕事に行く」行為に拒否反応を示しているのかもしれない。
身体が「起きるな!職場に行くな!これ以上ボロボロになったら危ないぞ!」とサボタージュしてしまっている状態に近いのだと思う。
言い換えるならば心身の不調サインが出ているのだ。
それを無視し続けている(無理な頑張り)と、なんらかの不調が表面化するかもしれない。すでに起きられないということは、鬱の前兆ではないか?とすら個人的には思われる。
「このままだとどんどん自分を痛めつけてしまうよ?」
「いたわってあげて?」
こうしたサインなのではないかと思う。
また同時に、「環境や従事している事柄が自分には合っていないのではないか?」という状況変化を促すサインでもあるように思う。
あくまで私見ではあるが、
そもそも自分が本当にやりたいことをやっていると、
少なくとも朝起きられない!なんてことはない。
朝起きて、「さあ、今日も楽しもう!」と思える日が増えてきたようにこの頃感じるくらいだ。
あなたがたとえ朝起きるのが苦手だったとしても、目覚めてから「つらいな〜」だとか、何かネガティブな感情が先に芽生えているなら、自分と向き合ってみることをおすすめする。
それは「変えたほうがいいんじゃない?」というサインかもしれない。
やりたいことにモチベーションなど関係ない
朝起きられないのはモチベーションが足りないからではないか?と考えていた時期が私にはある。
そして、モチベーションを上げるにはどうしたらいいのか?といった類の、いわゆる自己啓発本を読み漁っては試してみるのだが、
一向に朝起きてからの気分が変わることはなかった。
そうこうするうちに数年前にドクター・ディマティーニという方の考えに出会った。
そもそも自分は、本当にやりたいことをやっているのだろうか?
もしやっていないのだとしたら、自分は何が本当にやりたいのだろう?
こう考えるようになっていったのだった。
興味がある方は、ドクター・ディマティーニ著「ザ・ミッション 人生の目的の見つけ方」をぜひ一読願いたい。
読書がそれほど好きではないという方には、私が個人的に尊敬している本田健さんとの対談動画をご紹介します。
最後に
朝起きるのがつらいという方は、つらい原因がどこにあるのがまず知ることから始めてみるといいだろう。
それから、少なくとも朝起きるのがつらくない程度にやりたいことを見つけていくのが最善策ではないだろうか。
急には変われなくても、少しずつ今できる最善のことをやっていく。
それだけでも見える世界は明るい方向へと変わっていくと私は信じている。
私自身もまだまだ道半ばだが、大事なのはいつだって最初の一歩を踏み出すことだと思う。
Note(ブログ)では、私の私見を好き勝手述べているにすぎないが、それが少しでも誰かを喜ばせるものになっていったら嬉しい。
ともに成長しましょう!
(終)
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