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【エッセイ】傲慢な正直者と謙虚な嘘つき

みなさん、「傲慢な人」のイメージはどのようなものでしょうか。
また、「謙虚な人」とイメージはどのようなものですか。

いわゆる「ビッグマウス」
こういう人は何かと目の敵にされがちですよね。
結果を出さないとすぐに叩かれちゃいます。

反対に、謙虚で控えめな人って好意的に捉えちゃいますよね。
結果が出なくても「よく頑張った」なんてついつい思ってしまう。

情報が溢れ、真実がどこにあるのかわからない時代になりました。
昔がどのくらい真実に溢れていたかは知りませんが。

そんな社会の中で、いわゆる「傲慢な人」は生き辛い時代になったのではないでしょうか。
反対に「謙虚な人」は簡単に人の賛同を得られる時代になったように思えます。

ひねくれた個人的な話で恐縮なのですが、僕は「謙虚な人」が苦手です。

だって、人の腹の中なんて、本当のところはわからないから。

いつも爽やかで優しくて、しかも慎ましいだなんて
ほんとか!?って思うわけです。笑

反対に、横暴で傲慢だけど真っ直ぐに気持ちを伝えてくる人には
自然と好意を寄せてしまいます。

つまり何が言いたいか、というと

「謙虚な人」の言っていることが本当に正しいのかはわからない。

ということです。

反対に「傲慢な人」が言っていることが間違っているとは限らない。

とも言えます。

もちろん「謙虚」でかつ言っていることが正しい。
「傲慢」で言っていることが間違っている。
こういったことも当然起こり得るわけです。

僕たちはしっかりと「嘘か真か」見極めなくてはいけません。

好みで物事の判断を下すことはとても危険だ、ということになりますね。

耳障りの良い言葉が果たして本当に正しいのか。
はたまた、腹のたつその物言いは果たして本当に間違っているのか。

時代に踊らされることなく、また自分の感情に振り回されることなく
僕たちはしっかりと見極めなくてはいけません。

だって、人生は選択の積み重ねによって構成されていくから。

今朝、僕が見かけた不愉快な男性の主張は果たして「嘘か真か」

そのどちらなのか、まだわからないけれど
とりあえずとても腹が立ちました。笑



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