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夫の泊まり出張で考えたこと (ワーママが生き残るのは本人の努力か運か)

新型コロナウィルスの感染症分類が2類から5類になって、働き方も徐々にコロナ禍前に戻ってきました。というわけで先週は3年ぶりに旦那が3泊4日の泊まり出張に出ていました。。。
最後の泊まり出張は、2020年1月末の台湾。あと数ヶ月遅かったら、出入国がスムーズに行かなかったかもしれないですね。それ以前に出張もないか。

前回の泊まり出張では、娘はまだ年少の4歳。今は小学校2年生。いろいろ変化があったので、忘れないうちに書いておきます。(Beforeが前回の泊まり出張のときの話)

  • Before: 衣食住全てにお世話が必要。私がベッドで隣にいないことに気が付くとこの世の終わりのような泣き声で起きてきた。ママベッタリ。ママママママママママm
    ➡ After: 基本的に衣食住はフォローのみ。同じ部屋にいても、お互い好きなことをしている時間も増えてきた。ただし小2女子のマシンガントークがちと辛い

  • Before: 毎日出社。朝から客先事業所への出張あり。
    ➡ほぼ在宅勤務。子どもを7:30に見送ってから8:30の始業まで、ゆっくり家事ができた

大人と同じものを食べられるようになったのも大きい!

娘の成長と働く環境に助けられた4日間でした。やっぱり在宅勤務とワーママの相性は最高ですよねぇ…。未来永劫在宅勤務が続いてほしいと切に願います。

公園でも、背後霊のようについて回らなくて済んで楽だった!

ところで、コロナ禍以前の働き方に戻ることで、出張や対面の研修が増えてきていますが…それによって、やっぱり「男性が家事育児にエンゲージしないと女性活躍は進まない」と強く感じるようになりました。(そういう理由で私は「女性活躍」という言葉が大嫌いです。女性のせいにするんじゃねーよ、みたいな)

今回、旦那は3泊4日の出張をアッサリ引き受けたわけですが、私は未だに泊まり出張を躊躇します…そもそも候補に入れていない。実は旦那と私は同じ会社に勤めていますが、会社の広報でとある研修の案内を見たときに、私は「出てみたいけど、土曜だし少し遠い場所で無理だわぁ」と諦めたのですが、その日家に帰ると、旦那から「あの研修、行ってきてもいい?」と言われて複雑な気持ちになってしまったのでした。

あと、お客様との対面での打ち合わせも徐々に増えてきていますが、「この日は習い事があるから間に合わないな…」と諦めたり、オンライン研修も、夕飯の時間に重なると無理だな、と無意識に調整したり諦めてしまう。

旦那に気軽に在宅勤務や食事作りを頼めたり、「ママは研修だからご飯食べてて~」ってご飯を置いておけばいいのかもしれない。けど、今まで旦那に「いやーーーその日はちょっと」と断られたり、細かい指示を求められたり、家事を託したらその分何かの家事をすっぽかされたりして、そのあたりの調整が疲れてしまったので…ハイ。子どもに孤食させてまでその研修出たいですか?と考えると…ねぇ。

最近、Twitterで「ワーママが生き残れるのは本人の努力か運か?」という論争がありましたね。もう元ツイを辿れないくらい大きな話になりました。努力と言う点では、私はいわゆる「夫育て」の努力が全然足りていないんだと思う。(けど、私はおめーのOJT担当でも上司でもねぇよというかおめーのこと長年職務放棄している同期入社の同僚としか思っていねぇよというか…口悪くてすみません)ワーママ歴6年で、そのあたりはもう諦めているので、確かに私は努力が足りてないっすねすんませんでしたという気持ち。

けれども、仕事と家事育児の両立については、運か努力の二元論では決して語れないですよねぇ。太い実家がついているワーママにはジジババをどこまでも使い倒す愛嬌とスルー力が必要だし、ホワイト企業に勤め続けるのにもそれなりに努力がいるよね。「あの人は運がいいだけ!ずるい!」という人も、きっと何か努力をしている。

「みんなちがって みんなつらい」
それでいいじゃんみんなお疲れさま…!という気持ちです。

そんないろんなことを考えた、久々の旦那の泊まり出張でした。(たまにはワーママっぽいことを書いたよ!)

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