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《「マツコの知らない世界」に出演させて頂きました!》

今年も餃子 Advent Calendar 2020に参加させて頂いております。

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↑友人Nが書いた手紙より。後ほどイラストも出てきます。

2020年3月、TBS「マツコの知らないお取り寄せ餃子の世界」に夫婦で出演させて頂きました。
この番組に出させて頂く事は長年私の目標でした。子供が産まれてからは餃活(=餃子活動)が思うように出来ていなかったので、焼き餃子協会代表理事の夫が出てくれたら良いな…とぼんやり思っていたのですが、何故か夫婦でお邪魔する事となり、夫はとても嫌そうな顔をしておりました。

マツコの知らない世界」はご存知の通り、その道の「変態」「マニア」と言われるような方々をスタジオにお呼びし、マツコさんの前でその魅力を存分に語るという人気番組です。

番組でご紹介させて頂いたお取り寄せ餃子に関しては夫が書き尽くしていると思いますので、私からは夫が書かなそうな裏話をお送りさせて頂こうと思います。

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出演に際しての打ち合わせはかなり以前からされており、本当に真摯に番組作りをされているなと感じました。丁寧に取材を重ねて下さり、収録を迎える頃になると私よりもよっぽどご存知なのでは?と思うほどでした。

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↑こちらこそふつつか者ですがよろしくお願い致します…!

控え室は広い会議室のようなところでした。子供を連れていたのでありがたかったです。親族に子供の面倒を見てもらい、最終打ち合わせをさせて頂きました。

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↑最終打ち合わせの様子。緊張が高まります。


控え室に置かれていたお弁当はお魚が美味しいと評判の「金兵衛」さんでした。もちろん緊張していて食べられておりません笑

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↑銀だらの西京焼きが好きです。

そのうちヘアメイクさんがいらして下さったので、せっかくの機会だからと私だけお願いしました。
私はあまりお化粧が得意ではなく、ノーメイク?と聞かれるほどにしか出来ません。それを知ったヘアメイクさんが気を遣って下さり、普段とあまり変わらないように、しかし確実に見違えるようにキレイにして下さいました。その時に色々話をさせていただき、ヘアメイクさんのお人柄もあって緊張がほぐれました。さすがプロ。
かつて芸能マネージャーをやらせて頂いた事もあるのですが、タレントさんがヘアメイクさんに心を開く理由が少しだけ分かった気がしました。

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↑緊張でいっぱいの私に優しくして下さいました…感謝。

その後リハーサルがあり、スタジオに呼ばれました。スタジオに入るとセットに照明が当たってキラキラした世界に見えました。今でも思い出せるほど夢にまで見た光景。緊張しながらもキョロキョロ周りを見回し、セットのそこかしこに餃子サンプルが飾られているのを見つけたりしました。

リハーサルの時は一通り流れを通したのですが、台本がほぼないので「マツコさんとの会話を楽しんで下さい」と言われましても!と小さい脳みそは本番前からすでにキャパオーバー。
控え室に戻ってからも緊張が収まる事はなく、そうこうしているうちに本番の収録が始まりました。
セット裏に準備されたたくさんのフリップや餃子のタレを見ながら、緊張をほぐすためにその場で何回かジャンプをしました。
この壁一枚隔てたところにあのマツコさんがいる…!
この時が一番緊張しました。担当して下さったディレクターさんがマツコさんと軽妙なトークをされ、とうとういつものゲスト紹介シーンに入り、私たちの名前が呼ばれました。

「ヴィーガンでホットヨガやってそうな女ね」

番組では放送されませんでしたが、マツコさんは私を見るなりそう形容して下さいました。
内心「当たらずとも遠からずです…さすがマツコさん!」と思いつつ、上手く返答出来なかったのが悔やまれます。素人の限界を感じました。

その後の流れは番組の通りですが、私がその時に感じたマツコさんの印象を以下に。
・とにかく頭が異常に良く、状況判断が的確。
・素人弄りが天才的に上手い。
・テレビの世界に骨を埋めることを覚悟した人

テレビで拝見する時と印象はそう変わらなかったのですが、ひとつだけ違ったのはテレビからは伝わらない「覚悟」と「オーラ」がビシビシ感じられたことです。
そして…2つの意味でとても大きな方でした。185センチで大柄な夫が小さく見えました。そんなマツコさんにありがたくもかわいがって頂き、夫はたくさんおいしい思いをさせて頂きました。

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↑友人Nからの手紙。夫の目がそっくりだと界隈で話題に。

あと、マツコさんに「小野寺力・いつか」はどう考えてもベテラン漫才師だと言われた事がとても嬉しかったです。これまでそんな風に思った事は一度もなかったので、その新鮮な視点にびっくりしたと同時にさすがだなと唸りました。

収録日はフワフワしたまま帰宅しました。今でもあれは夢だったのでは?と思ったりします。
その後スタッフの方の素晴らしい編集技術により、とても良い番組に仕上がっておりました。そのおかげで餃子屋さんも軒並みオーダーがパンクし、多くの方にご自宅でお取り寄せ餃子を楽しんで頂けたのではないかと思います。

放送当時から世界はガラリと変わってしまいましたが、これからもみなさまに餃子の魅力をお伝えすべく、自分に出来る餃活を続けて参りたいと思っております。

最後になりましたが「マツコの知らない世界」スタッフの皆様、マツコ・デラックス様、この度は貴重な機会を賜り本当にありがとうございました。これからもいちファンとして番組を楽しみにしております!




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小野寺いつか/餃子部浜松支部長
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