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ベストパフォーマンスを引き上げる '挑戦的' 継続

さて、前回の記事でどんなに訓練しても
寝ながら運転はできるようにならないというお話をしました。
違いました、英語ができるようになるには
マルチタスク脳を鍛える必要があるのではないかというお話でした。

前回の記事は→こちら

慣れていない、一生懸命になる対象には
私たちは意識を分割することが
難しく感じられます。

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しかし、英語の問題を解くときには

①問題を片隅に置きながら②本文を読む

という、二方向に意識を向けなければいけないので
意識の使い方のトレーニングが必要です。

で、どうするのか。
この意識の分割、
実はヨガで鍛えることができます

ヨガは意識の筋トレ?

「え、ヨガってカラダ動かすやつでしょ?」

と思われますよね。
確かにヨガはフィットネス要素はありますが
本来、カラダを通じて
自分の意識の使い方を学んでいくものです。

例えばこのポーズ(ウォーリア2といいます)

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これ、本当は正しくはこちらです。

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※もちろん骨格が一人一人違うので絶対の正解はありませんが、ここではおおよそで。
違い、わかりますよね。


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この両者の違いは単に
「背骨が傾いている」ということではなく
その背景にある

・意識が全身に分割できていない
・見えないところに意識が向けられていない

ということです。

前者の背骨が傾いている場合の意識はこんな感じ。

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一方の後者の意識の使い方はこうです。

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こう見ると、ヨガが
意識のコントロールの訓練であることが
お分かりいただけるのではないでしょうか(^^♪

さらに詳しく言うなら、もちろん手や背骨だけではなく、
身体のあらゆるところで矢印が起こっています。

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一つ一つポーズによりバランスのとり方や
中心軸が変わってきますから
それに合わせて自分の注意の向け方、
ひいては力の入れ方(抜き方)を変えないといけないわけです。

そんなことをしていると…




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こんな感じになります。

これも一見体の筋肉でとっているように見えますが、
(もちろん筋肉が最終的に力をコントロールする要となるのですが。)
大事なのはそれらをどう意識するか、の方です。

だから、ヨガのポーズは誰でもできるようになると思います。
身体的な事情がない限りは。
それは意識の使い方の問題だからです。

英語で意識を分割するために必要な2つのこと

さて、話をまた英語に戻して、
これを踏まえて、どうしたらいいのか。
導きました!(整いました的な)

ヨガを通しての私の経験だと、2点。

①平常パフォーマンスをあげるための'連動'トレーニング
②ベストパフォーマンスを引き上げる '挑戦的' 継続

です。
なんともまぁ、心浮かれないポイントですが
まぁ聞いていって。

①平常パフォーマンスを上げるための'連動'トレーニング

これは、語学力だけではない
英語に必要な力を連動してあげていくということです。

前屈の時に、
呼吸も意識する感じですかね。
体と呼吸は連動しあっているものなので
双方のアプローチでより良い
パフォーマンスが発揮できます

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語学力を上げると同時に
マルチタスク脳を意識しながら
英語のトレーニングを進めることで
問題の回答力がぐっと上がる!(はず)←まず自分で結果示せよって話ですが。笑

②ベストパフォーマンスを引き上げる '挑戦的' 継続

これ、大好きな情熱大陸に出演されていた方が仰っていた言葉で
凄く素敵だなと思って胸に取っている言葉です。
意識の使い方もまさにこれだなと。

慣れによって意識を分割して使えるようになるので
(初めての職場だと一つのことに一生懸命ですが
慣れてくると複数の仕事を同時にこなせるような感じかと。)
簡単に言うと慣れるということなんだと思いますが、
ただ私の経験だと、
より高次元に意識を使えるようになる
(ヨガでいうと難しいポーズを取れるようになる)ためには
挑戦的継続を土台にした反復
の必要があると思います。

というのも、
自分がすでにできるものを自分のできる範囲で行っていても
それ以上のポーズが取れる日は来ない、

かなと。

今はできなくていいから、
ただ今の自分の最大限のライン(ヨガではエッジといいます)
を見極めて挑戦する、その挑戦を続ける。

そうすると、手が全くつかなかったのに

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気が付くと

手が届くようになっていて。

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自分でその景色に出会える。

そう思います。
というわけで、それを英語に当てはめてみると

①平常パフォーマンスを上げるための'連動'トレーニング
>語学力の問題と同時に注意の分割のトレーニングでもあることを自認し、問題を解く
②ベストパフォーマンスを引き上げる'挑戦的'継続
>レベルが高い問題や時間の制約が厳しくても反復して注意の分割に慣れる

です。

やり方をまとめるとこうなります↓

問題文見て、本文を読む。

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あれ、やっぱり最初のやり方で合ってたやん。



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