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五日市まちづくりnote

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東京の西の端っこ五日市が面白い👀!移住や起業、様々なヒトが行き交うこの街を様子をお届けします〜!🏘
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#まちづくり通信_2023年6_7月号

金田一春彦さんの声

金田一春彦さんの声

あきる野・五日市には、いろいろな歌碑が存在しています。その一つに国語学者で知られる金田一春彦さんの歌碑があります。

初めて見つけたのは、2017年の冬のある日。私は、勤めている東海大学の広報メディア学科の水島久光先生ゼミの五日市地域フィールドワークの事前調査でひとり秋川の佳月橋の近くを歩いていました。その際、橋の脇に真新しい辞書の形の歌碑が建っているのを見つけました。2017年に建てられたそれは

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家族で守る自然の造形美『三ツ合鍾乳洞』〜緑あふれる山間で自然を満喫しよう〜

家族で守る自然の造形美『三ツ合鍾乳洞』〜緑あふれる山間で自然を満喫しよう〜

養沢川沿いの都道から三ツ合線林道に足を踏み入れると、夏鳥オオルリの声が響き渡り、あたりは初夏の陽気に包まれました。しばらく登っていくと、終点に木造の建物が見えてきます。迎えていただいたのは、竹縄伸子さんと息子の正人さんのおふたり、三ツ合鍾乳洞の管理人です。

ここ三ツ合鍾乳洞は、山林の持ち主であった竹縄佐助さんによって発見され、内部を整備し昭和50年5月にオープンしました。

その当時は、八王子実

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〜麺づくり一筋〜地域に親しまれ創業150年『寿美屋』

〜麺づくり一筋〜地域に親しまれ創業150年『寿美屋』

乾麺技能士でもある岸忠史さんは寿美屋四代目。伝統の味を守り続け、熟成させて作る昔ながらの乾麺づくりを続けている。

創業当初は、炭問屋の傍ら家庭で作るのが難しかったそうめんを、寒い時期に仕込む寒そうめんの製造をしていた。蔵で6か月寝かせる事で、強いコシのある麺が出来ると言う。初代の岸忠左衛門さんは、忠史さんの曾祖父にあたり、東大和から養子に入ったそうだ。五日市近代化の父と呼ばれており、電気、鉄道、

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