2月1日 うまみのないパスタ
フランクOゲイリーのDisney Music Hallは、思ったよりも感動しなかった。
ふとその裏にある看板をみたら「マシューボーン」の公演のポスターが。マシューボーン、、、聞いたことはあるけれど、観たことはない。そして何がすごいのかもわからない。旅は、決断力だ。後に日本のシアターオーブに来るなんて小さいことは気にしない。早速、今日のチケットを買って、残り2時間を有効に活用すべく、話題と書いてあるショッピングモールTHE GLOVEに向かう。
思いの外遠かったその場所に降り立つと、いきなり路面電車が見えて最初こそワクワクしたけれど、あとはなんてことのないモールだった。いつものブランドがいつものようにあるだけ。SEPHRLAがSEPHORAとしてそこにあり、Apple storeがApple storeとしてそこにあった。LALALANDというあの映画と同じ名前のカフェだけちょっと気になって、カプチーノを注文してみたけれど、それ以上の収穫はなかった。
むしろ、その後の決断がミスジャッジ。
ピザ屋に入ったのにパスタを選んだのがミスジャッジだったのか。いや、でもその判断をしたからこそ気づけたのか。なにかというと、ボロネーゼの旨味がまったくない。にんにく、そしてコンソメ。あとは塩味。なんなら挽肉に胡椒と醤油をちょっと垂らしてもいいかもね。でもそもそも、もしかしたらイタリア人はパスタに旨味なんて考えていないのかも。自分が考えているパスタはイタリアのパスタとは違うのかも。なんて思いながら、腹ごしらえとして全部食べてしまった。味気ない。
そのおかげでマシューボーンは、満腹で集中して見ることができたが、食べた気がしないパスタの後遺症でドミノピザに寄って帰る。
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