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猫の日にコロナと診断された話

※自分の記憶として、綴ります。コロナのお話が苦手な方、すっと、バックボタン、または、
指を上にシュッと、画面を宇宙に投げてください。
逆に、どうだったかもう少し詳しく知りたい方は、ぜひ読んでみてください。2か月ほど経ち、体調も良くなって、心も元気になったので。

2022年2月22日。コロナに感染。🐈

2020年ころから私の自由と生きがいを奪った、ウイルスに。
とうとう、負けた。

診断されるまで

最初は、何だか喉が痛いな、風邪ひいちゃったかな。早く寝て、明日も仕事だし。
そんな私の気持ちなんて、まったく無視されて、夜中には、きっと高熱がでていた。(だるくて、熱も測れなかった)
翌朝、会社へ連絡。心の中では、まだ風邪だと信じていた。でも、このご時世。検査は絶対にしたほうがいい。
では、熱が一度出ているであろう、どこで検査ができる?
これが、最初の難関であった。
とりあえず、市の24時間コールセンターに電話する。

繋がらない・・・。

諦めて、近所の病院に電話をかけまくる。(かかりつけ医として頼れるお医者さんがいなかった)
5件かけて、繋がったのが、3件。受け入れてくれたのは、そのうち1件。

とてもわかりやすく、私が安心して来られるように、来院する時の流れや注意することを教えてくださった。

不幸中の幸い、その時の自宅から
徒歩2分ほどの小さめの病院だった。

とぼとぼ歩いて、病院についたら電話。
特別な入口を開けてもらい、中へ。
防護服を着た看護師さんが、症状、持病、同居する人はいるかなど細かく聞いてくれて、その後すぐ検査だった。

お医者さんが、
みんなの敵あのインフル鼻ぐりぐりで
なんの躊躇もなく私の鼻に綿棒をいれて
ウイルスいっぱいつけて、検査キットにしまった。

先生:
明日の朝に、お電話で
結果お知らせしますね〜、朝早いです。
7時くらいからお電話しますのでね〜。
とりあえず、お熱下げるお薬だしますね。
隣の薬局に、このまま処方箋飛ばすから
扉とんとんしてもらってね〜。人それぞれ症状あって僕も試行錯誤だから、困ったら電話してね〜。

扉とんとん?それで頭がいっぱいだった。

言われた通り、隣の薬局へ。
やっぱり、扉に「コロナの疑いがある方は、とんとんしてください」と張り紙が。

とんとん。

中から、薬剤師さんがカゴをもって外に出てきてくれた。
名前を聞かれ、すぐにカゴから、私の名前を書いた、処方箋袋を見つけ出し、渡してくれた。

なるほど。
密にならないように、人々の導線を作るためのとんとんなのか!!! すばらしい仕組み。

帰宅

とぼとぼ我にかえりながら帰宅し
体調がどんどん悪くなる自分に怖くなり
とりあえず薬を飲んで、寝る。
しかし、薬が切れたのか、夜になったからなのが
熱が高くなってうなされるように目が覚めた。

私は確信した。コロナだこれ。

次の日の朝、先生の言う通り
朝の7時すぎ、病院から電話がきた

先生:
〇〇さんね〜。しっかりコロナでした〜。体調はどうですかね〜。

私:
心中)しっかり。。。
咳が止まらなくて、熱が下がりません。ゴホッ

先生:
じゃあ昨日の薬局に処方箋飛ばすので、15分くらいしたら、とんとんしてください〜。また体調が変わったら連絡してくださいね〜。では〜。

基本、感染したら外出禁止だ。
しかし、私のように同居している人がいない一人暮らしの若者かつ、軽症の場合は、自宅療養。ホテルなどの療養施設もパンパンだから入ることはできない。
薬も自分で取りに行くしかない。
そのためのとんとん制度でもある。

数日間、かなり辛く、
正直このまま倒れたら、そこでゲームオーバーかな〜とかも考えたw
でも、そんなとき、お医者さんからの
「電話してね辛かったら、お薬飛ばすので」
に本当に救われた。

とんとんしてね。


とんとん、大丈夫だよってね〜。

※ここまで、当時書いていたもの。

今は、2024年


コロナって何?は、言い過ぎだけど
あの時が何だか物語の中の出来事みたいに
みんな今を楽しんでる。
3密なんてあったね。非常事態宣言とか、マスク会食。
今も、ウイルスに効く特効薬、
ワクチンも効いてるのかもわからないけど、
みんな平気そうにしてる。私も含めて。
不思議だ。不思議すぎる。

私は当時、物流会社の社内SE的なことをしていたから、エッセンシャルワーカー。
コロナとわかってから14日?間は自宅待機だったから、すぐさまお家にPCが届いて、ゴホッゴホッしながらお仕事してたな。物流を止めないために、あの時みんなで頑張ってたな〜。

コロナ後遺症かは不明の不調は続いたけど、今は、大好きなジェラート屋さんで南瓜キャラメルとチョコレートジェラートを頬張り、この文章を書き上げている。

今も、これからも、
もしかしたらまた、目に見えない何かに、
怯えながら過ごさなくてはならない日が来るかもしれない。それは、変わらない事実だ。
だから、どうしようとかではないけれど、
元気の有り難さ
お医者さんに限らず、誰かの為に必死で働いてくれる人がいつもいるから社会が不自由なく回っていることを忘れないようすること。

コロナがあったから、気づいたこと、
私に限らず、たくさんあったと思う。
時が経つと色んな意味で忘れてしまうから、猫好きな私が、世界猫の日にコロナになったことは何かのお達しだと思ってもいるw

毎年猫の日にこのことを思い出すだろう。
そのたびに、猫への愛とともに健康への感謝を。お祈りします。

みんな元気でね♡








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