息子、2歳。母からみたわが子
以前、息子は「圧倒的な他者だ」と書いた。
書いてみて、息子ってどんな子なのかな?と考えてみたくなった。
そこで、母(私)からみた息子について綴ろうと思う。
かわいい
息子は目がくりくりしていて、耳が前に張り出していて、鼻と口が小さくてかわいい。
笑うとき、顔をくしゃっとさせるのもかわいい。
ご近所の方に出会うと「こんにちは!」と挨拶するばかりか「今日はあついですねぇ」などと言う。
「ママ、〜するかい?」「どうだい?」なんてちょっと古風な話し方をするかと思えば「これってすごくなーい?」と平成のギャルみたいなときもある。
私の友人からは「少女マンガで『選ばれない方』のイケメン」と言われていた。わかりみがすごい。
争いをさけるタイプ
小さい子同士が接触すると、争いが起きるのは日常茶飯事だ。息を吸うように争っている幼子たちのなかで、息子はどちらかというと、争いを避けるタイプである。
たとえば、公園ですべり台を使いたいと思っても、先に遊んでいる子がいたら「いまはお友達が遊んでるね!」といって別の遊具に行く。
遊び場などで知らない子に攻撃されると、やり返すこともなくぴゅっと逃げて私のところにくる。そしてニコッと笑う。
音楽が好き
たとえば私なんかは、子どもの頃に熱中していたのは絵を描くことだった。暇さえあればずーっと何か描いていた。文字が書けるようになると、文章を書くことに没頭した。
小学2年生の姪もまったくそのタイプで、紙とペンがあればずっとなにかを描いている。
息子もお絵描きをすることもあるが、それよりもずっと音楽が好きみたいだ。リビング横の部屋に夫の電子ピアノがあるのだが、家にいる時間の大半はそれに触っている。
しょっちゅう歌ったり、読み聞かせた絵本の内容を暗誦したりする。聴覚から得る情報が多いタイプなのかな、とにかく彼の周りには音楽が溢れている。
ダンスも大好きだ。
恥ずかしがり屋
家ではお調子者でいたずらっ子だけど、結構恥ずかしがり屋の息子。保育園でも、注目されると顔を真っ赤にしてはにかんでいるらしい。
柔軟なタイプ
それなりにイヤイヤ期に突入していて、結構すごいときもあるけど、まあマシな方なのかな……と思う。
これにはふたつ理由があると思っていて、
①自分の感情を言葉にしてくれる
②割と柔軟なタイプ
なんだと思う。
①については、「〇〇くん怒ってるの!」「悲しくなっちゃったから〇〇してるの!」「抱っこじゃなくて歩きたいの!」など、自分の状態を言葉にしてくれる。だから親も本人も、少しはストレスが緩和されるんだと思う。
②は、彼自身があまり強いこだわりを持っていない性質って感じ。「こうしたい!」と意地を張っていても、他の選択肢を提案したらコロッとそっちにのってくれる。
とはいえ、手をつけられないときももちろんあるし、それは仕方のないことだから、親としても受け入れている。赤ちゃんの頃を考えたら、自我が芽生えて成長したなぁ……としみじみ思う。
以上が、母の目からみた息子である。改めて書き出してみると、自分とはほんとに結構タイプが違う。
どちらかというと夫に似ている気もするけど、やっぱり息子は息子として、独立した性格を持っているなぁ。
これからも観察させておくれ。大好きだよ。
(Day.12)
▼昨日の記事。新しい街での生活が始まりました。▼
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