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それでもミラーレス一眼が必要な理由

昨日、ふだん使いにはデジタルカメラの類は必要ない。
iPhoneで全てカバーできるという記事を書いた。

本当にiPhoneは優秀で、新しいモデルになる程「デジカメいらない度」が増していく。
それでも私はミラーレス一眼を使う。
「ライブ撮影」には必須なのだ。

明るい望遠ズームレンズが必須!

ライブ撮影は、普通の撮影シーンと違い、撮影できる場所が極端に限られる。
その限られた場所から想い通りのカットを撮らなければならない状況だ。
それには、望遠レンズで被写体を捉えることが必須となる。
しかも暗い場面も多いので、F値が小さな明るいレンズであることも大切。

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※iPhone Xs・6mm F2.4(35mm:52mm・f/1.8・1/4sec・ISO1250)

そんな場面でiPhoneだとどうだろう?
アーティストをクローズアップで捉えることは困難。
デジタルズームでなんとか捉えることができても、ライブ写真として使うにはノイズが多く、解像度が足りないことになるだろう。

とてもじゃないが、納品できるデータにはなり得ない。

ただし、メインにミラーレス一眼を使い、臨場感を更に追求するため補助的にiPhoneで撮影する場合はあります。
あくまでもサブですね。

アーティストを安心させる高級な見た目

これって結構重要。
アーティスト側から撮影依頼があり、「よろしくお願いします」と挨拶。
取り出したのがiPhoneだったらどうだろう?

一気に不安になりますよね。
大丈夫か!?と。
こういう「不安にさせない」ためにも、ミラーレス一眼を使うことも大切だと思っています。
見た目の安心感ということです。

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※X-T1・XF 50-140mm F2.8(35mm:107mm・f/2.8・1/320sec・ISO1600)

iPhoneでライブ撮影となれば、例えばこういう写真の感じになるかと思います。
しかしこれはライブ中に、1曲だけインスタライブをやるという企画。
動画をiPhoneで撮影となれば「アリ」ですね。
これも使い分けです。

それでもiPhoneでライブ撮影をこなせれば有名になれる!?

流石にiPhoneでライブ撮影をやっている人はいないですよね。
アーティスト写真でもなく、動画でもなく、ライブ写真。
ライブ写真を完璧に撮ることは、ちょっと想像できない。

だからこそ、うまく使いこなして「特長」として確立させれば、すごい武器になる可能性もあります。
ちょっと試行錯誤してみようかな。

iPhone 20くらいになれば、誰もがライブ撮影でも使えくらいに性能アップしているかも。

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