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浜離宮でお花見! 団子づくしコーデ

桜の柄の着物にはいろんな解釈があります。一年中着てもいいという人もいれば、桜が咲いたら花と競わず着ない方がいい、という考えもあります。また、桜が咲いてるから、ちなんで桜の柄を身につける方も。

私は、基本的に桜が主役なので引き立て役になりたい、と思ってます。桜を引き立てると言えば…… そう「花より団子」の団子でしょう!ってな訳で、今日のコーデ。

この花より団子コーデには3年くらいかかったかな〜。まず、抹茶色の襦袢は、『花想容』という目白にある呉服屋さんであり、古民家カフェでもあるお店で絞り教室がありまして、そこで2年前くらいに通って絞ったもの。頑張って柄が全て上を向くようになってます。

あ、着物は洋服のように肩に縫い目がないので、背中側の袖から前の袖まで繋がってるんです。だから柄の位置を考えないといけません(この柄は上下あまり関係ありませんけどね、勉強のために意識したんです)。

で、簪も三色団子〜。洒落水引さんのもの。それに合わせて自作の粘土の帯飾り。で、半衿は『そめもよう』さんという若手女性友禅作家グループのワークショップが白瀧呉服店さんでありまして、自分で塗り塗りして作りました。本当に大人の塗り絵って感じでした。手は震えましたけどね(笑)。だって素人なのに絹に染めるんですよ? そりゃ緊張するでしょ。去年は付け忘れて、今年初でございます。帯揚げは襦袢の余った布と、絞りの練習で使った布を足して帯揚げにしてます。

で、今日は3人でお出かけしてきたのですが、友達のコーデも紹介します。

カワイイでしょ〜。柄は桜ではないけれど、色で表現してますよね。それに帯揚げ(帯の上の部分の布)は桜の柄ですね。そして帯留めも桜。
最初に書いたように、着物の柄としては「桜」を避けたとしても、桜にちなみたいのが人情なので、こうして楽しみます。

だから桜の開花が気になるし、着物を着るようになると、とーーーっても季節の移ろいに敏感になります。今度は、藤かな〜。その前に筍の半衿つけなきゃ。と食い気に走るいとわなのでした。

浜離宮は菜の花も美味しそう、もとい、綺麗でしたよ。もう一枚くらい桜も。

 


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