連作短歌「起承転」(2024.3.14投稿)

フラれてる最中ビュンと風は吹き会話はあとがきみたいになった

じっとりと雨が降ってる冬の日に素手でチーズケーキを食べる

どう見ても怪しいアプリの広告を飛ばすみたいにお釣りを渡され

始まりと終わりの間に街にいて電車の音がずっと聞こえる

結べないことも結ばないこともある暮らしは起承転までが多い



(2024年3月12日にXに投稿した連作短歌です。バタバタとしていた中で生まれた短歌を連作にしました。気に入ってます!)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?