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父親目線で子供とのお出かけスポットを分析してみた .11 ガーラ湯沢

今回は少し毛並みを変えてお届けする。いつもは家族4人車移動をメインにピックアップしてきたが今回はなんと新幹線。しかも父親の夢の1つである息子との男2人での旅物語だ。

目的地は手ぶらでスキー発祥の地、ガーラ湯沢。娘に比べてお願い事が控えめな息子が珍しくしつこく言ってきた、スノボをやってみたいと。
そんなんいわれたらさ、パパ嬉しいじゃん、なんとか連れてってあげたいじゃん、そして実は僕も昔はそこそこスノボをやっていまして、だとしたら息子に「とーちゃんすげーうまいな!」って言わせたいじゃん!行くしかない。

しかしそれを実現するには鳥人ブブカでも飛び越えることが困難であろう高く分厚い壁が立ちはだかった。妻のウィンタースポーツアレルギーだ。結婚する前に数度スノボにつれてってことがあってのだが点でダメで、今となってはわざわざ寒いところに行く意味がわからないという始末。
我が家のパーティのリーダーでありラスボスであり決裁権限者の首を縦に振らすのは、ヘビメタバンドでも容易じゃないだろう。ただ僕は遊びのためなら寝る間を惜しむタイプの人間、この超難問をどうにかクリア出来ないか…思考か5Gの速度を超えたとき、僕は天恵を得た。
そうだ妻と娘はおいて行けばいい。でも普通においていけばすねるし却下される、おいて行かざるを得ない理由が必要だ。お、この平日は息子の学校休みじゃん、ここに有給ぶつければいんじゃね? 妻の会社有給取りづらいからきっと仕事行くっしょ。
以上のウルトラCプランでゲレンデ行きを獲得することに成功した。

…前置きが長くなってしまったが、それほどにミッションインポッシブルなオーダーだったことはわかってほしい。そろそろ本題に入ろう。まずは総評だ。

ガーラ湯沢

ウィンタースポーツ経験のあるパパなら文句なく楽しめるはずだ。コスパが低いのは後述するが工夫次第でクリアできるぞ。

◆アクセス 5
ガーラ湯沢は新幹線の駅とゲレンデがゴンドラで直結していけ、駅着いた20分後にはもう滑ってますー! スピーディーな体現が出来るのがウリ、ガチの手ぶらでスキーだ。
東京、上野、大宮。この3つにアクセスが容易ならイコールガーラ湯沢へのアクセスが簡単と言うことを意味する。

ゲレンデナウの写真

◆アクティブ 5
もう説明する必要性もない、ドントシンクフィールだ。子供が初心者の場合は練習に付き合うため颯爽と滑り続けることは出来ないが、息子の七転び八起きの姿はグッとくるものがある。

初めてのくせに結構やる息子

◆学び 3
雪は冷たくスノボは楽しい、以上!

リフトナウの写真

◆父も楽しい 5
これも文句なし。休憩も好きなときに取れるし、疲れたら新幹線で爆睡すれば良い。普段車だと新幹線のありがたみがすごいわかる。寝てしまえばどこでもドアだなあれは。
というか車も運転手以外は毎回こんな楽ちんなのかと足の小指をぶつけたときくらいの怒りがこみ上げてきと。

ゲレンデ行けばなんてことない焼きそばも美味

◆コスパ 2
正直コスパは低めだ。というのも道具を持ってるかどうかによってくる。
今回新幹線&リフト券のセットは平日とはいえ大人7500円子供3800円とビックリするくらいの安さでゲット出来た。もちろん正規の値段でだ。キャバクラなんて行こうものなら一瞬で吹き飛ぶ一万円がここでは親子で一日遊び倒すためのフリーパスに変わる。価値というのはわからないものぉ。
がしかし、ここに道具のレンタルが着いてくるとそうはいかない。ウェアと板、ブーツを借りると大人なら1万円くらい、子供でも5千円は超えてくる。交通費&リフト券よりも高いのだ。そう、ゲレンデにとってレンタルが大きな収益源なのだ。ライトユーザーを鴨にする雪山。

ここでお薦めなのが少なくともウェアは買っちまえ作戦。何も新品は要らない。というか新品はた高い。え? そんな高い普段着もってないっすよ? ってくらい高い。
そこで活躍するのがメルカリ、ラクマといったフリマアプリだ。ものを選ばなければ子供服は上下で2000円あれば買える。
大人もメルカリがなくてもワークマンで完全防水とかうたってる商品で全然代用出来てします。
今からオフシーズンだから狙ってみてはどうだろう。

以上がガーラ湯沢の分析だ。
結婚、出産を機にウィンタースポーツから遠ざかったパパ、子供にウィンタースポーツをチャレンジさせたいパパ。来シーズンは是非行こう。春スキーの方が天気も良いことが多く寒くなくて良い気がするぞ。

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