下田 まりこ

会社員と二足のわらじの兼業日本語教師。地域日本語支援ボランティア→地域日本語教室講師。…

下田 まりこ

会社員と二足のわらじの兼業日本語教師。地域日本語支援ボランティア→地域日本語教室講師。 ICT(ハイフレックス型授業)の導入や地域主導による地域日本語教師の育成など、新しいことにチャレンジしています。県内の日本語講師のオンライン交流会なども行っています。

最近の記事

地域+大学の小さな地域日本語教室講師育成プログラム 前期振り返り編

いわき市日本語教室では、日本語教師有資格者を対象に、教室の講師を育成するプログラムを実施しています。 概要と実習の具体的な内容について、以下の記事で紹介してきました。 前期の振り返り概要いわき市の日本語教室は、前期/後期に分けて教室を行っています。 期間は、 前期:5月~7月 後期:9月~12月 どちらも全8回(2.5h×8=20h)です。 講師育成プログラムは、通期の実習を通して独り立ちしてもらうことを想定していますので、前期が終わり、後期が始まる今がちょうど折り返し地

    • 地域+大学の小さな地域日本語教室講師育成プログラム 実習編その2:ピア・ラーニング

      いわき市日本語教室では、日本語教師有資格者を対象に、教室の講師を育成するプログラムを実施しています。 概要は以下の記事で紹介しています。 こちらの記事では、実習の具体的な内容について紹介していきます。 毎週の「目標設定」と「振り返り」 実習の初期段階では、私が作ったカリキュラムに沿って、1コマのうちの一部分の活動のデザイン、教材作成、授業を行ってもらいます。 そして毎回、授業の前の「目標設定」と、授業の録画を見た上で「振り返り」を行います。 地域の教室だと、決められた

      • 地域+大学の小さな地域日本語教室講師育成プログラム 実習編その1:概要

        教育プログラムは実習段階へ先日、こちらの記事でご紹介した地域日本語教室講師育成プログラムですが、 5月から受講生に実際の教室で授業の一部を担当してもらう形で実習に入っています。 かなり気合を入れて事前プログラムを組んでおいて言うのもなんですが、実際のところ、どんな素晴らしい事前研修をしたところで、やはり実践以上にパワフルな学びはありません。 というわけで、講師育成プログラムの本番はここからです。 実習の目標前提として、この教育プログラムは前期と後期で1セットです。 前期は

        • 地域+大学の小さな地域日本語教室講師育成プログラム 事前研修編

          地域主導による地域日本語教師育成いわき市日本語教室では今年、新たなプロジェクトが始動しています。 その名も「いわき市日本語教室講師育成プログラム」。 教室の講師になって4年目になりますが、新たな講師を育成できていないという課題感から一念発起し、いわき市国際交流協会と相談して教室での実践メインで講師を育成する研修を手作りして受講者を募集することにしました。 研修をより質の高いものにしたいという想いから、地域日本語教育の専門家である大正大学文学部教授の中川先生にアドバイスを

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