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豊か指標

こんばんは、ちっぴーです🌟

今回は、富山地域学研究所から、富山の豊かさについて、見ていきたいと思います。

詳しくは、こちらからご覧下さい↓


①国民生活指標

これは、「住む」「費やす」「働く」など8つの生活領域と、「安全・安心」など4つの生活評価軸を取って、時系列の変化と地域別の水準差を調べた指標です。

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この指標からみると、「住む」分野が圧倒的に高く、4つの生活評価軸も都道府県別に見ると、高い順位に位置していました。

つまり、この指標からは、ほとんどの分野から、”豊か”であることが見えてきます。

ですが、このような地域を相互比較する指標は、データとしては弱く、1999年を最後に、国で作成して発表することは取りやめとなったそうです…


②法政大学ランキング

これは、地域住民の幸福度を示していると思われる40の指標について、都道府県をランク付けし、1~10点を付けて、その平均点を求めた指標です。

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結果を見ると、富山7.20点(2位)、石川6.90点(3位)、福井7.23点(1位)と北陸3県が揃って高い順位に位置しています。

他にも言えることですが、「幸せ度」や「豊かさ」の基準は、個人によって異なるので、完璧な指標ではありませんが、富山は豊かなところだと、参考にはなるかと思います。


③47都道府県幸福度ランキング

これは、4つの指標のもと、計8分野で、都道府県の幸福度を算出しています。

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画像は2016年のデータですが、

富山が優れ東京が劣っているのは現行指標・生活分野であり、逆に富山が劣り東京が優れているのは先行指標・文化分野である。

と評されています。

つまり、富山は社会が安定しており、生活環境も整っているということです。逆に、未来の動きや文化の力が弱いということです。

ここは、これからの富山をどうしていくかにあたって、参考になると思います。


④全都市住みよさランキング

これは、各都道府県の全都市が対象になっているもので、富山の各都市は、それなりの住みよさがあると評価されているようです。

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順位別において、低い順位にある分野もあるのですが、指標の合成において、偏差値を平均しているので、データとしては弱いみたいですね…


⑤アンケートによる幸福度ランキング

これは、意識調査によるものですが、富山県は、都道府県順位で24番目に留まっており、これまでと異なる結果が出ているようです。

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富山は豊かなのか?

ご覧になったように、調査の仕方や、指標の基準などの違いがあるので、一意的な結果は出ていませんが、多くの試みでは、富山県を含む北陸3県の豊かさが秀でているという結果が出されています。

なので、富山は豊かな場所だと思います。

ですが、弱い分野は必ずあるので、やはり今後は、そういったところを伸びしろとして、伸ばしていくかがカギになりそうですね…

ちなみに、次は富山の豊かさについて、もう少し深掘って見ていきたいと思います。

それでは、次回の記事までゆっくりしていってね🌟




富山地域学研究所とは?

これは、大学の元教授が立ち上げた、これからの富山について、様々なデータや情報を載せながら、考察しているサイトです。

非常に読み応えがあるので、気になる人は是非、ご覧になって下さい🌟

それについて、書いた記事もありますので、こちらもご覧下さい🌟



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