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はぐくむ、を考える

私もあれからいろいろあったよ、訳が分からない日もあった
毎日を過ごすのが、こんなにもつらいなんて

という感じの週末だった(伝わらない)。

実は最近、色々なフラグがたっていた。あ、もちろん恋愛の話です。
わかりやすいところでいうと昔やりとりのあった友達以上恋人未満?な人や友達ですらないけれど異性としては意識している男の子から意味もない連絡があったり、たまたま行った飲みの席にちょっと素敵な人がいたり、新しいコミュニティに参加するようになったり。

自分には恋人がいる。でもその一方で、別の誰かに色気を感じてしまうことや、なにかが起きることを期待してしまうことを、私はやめたわけじゃなかった。東京を行き来する生活をしていたら、いろんな人に出会う。その度に色々な妄想をしてしまう。そういうことが私は好きだし、私はそういう性格だし、こんな私が、一人の人を選んで人生を添い遂げて、家庭を築くなんてことができるのか。できる気がしない、と思っていた。

だけれど、いざ、パートナーではない別の人と、実際にそういう感じになる、かもしれないというシチュエーションがあった。ちょっと手を伸ばせばなにか起こるかもしれない。私的には、たしかに魅力的に見える相手で、でも向こうは私に対して下心とかない感じに見えていた、から気を抜いていた。でも、カウンターのある薄暗いお酒の飲めるお店で、お客さんは私達2人しかいなくて、プラスお店のマスター、という3人でいろいろな話をする、という時間があった。洋服の系統とか、雰囲気が私とすこし似ていて、歳もそこまで離れていない。そういう男女が夜に2人で飲みにきている、という姿を目にして「お二人はお付き合いされているんですか?」と質問された。そこから色々な話をして、私はあくまで半ば冗談で、色々な質問に答えて、極力面白おかしく話すようにしてた。でも男の子のほうは、なんというか少しタジタジしていて、「うーん、どうなんですかね、、」とか言ってて、私はうわー。まじか。そうか。となった。でも嬉しいとか、ワクワクとかドキドキとかじゃなくて、うわー。まじか。そうか。と思った。相手が違ったらまた感想も変わるのかもしれないけれど、やっぱり今の私は、かつてほど恋とかドキドキワクワクみたいなものを求めていないことがわかった。
(もちろん、魅力がある人から、何かしらの好意をもってもらうことは嬉しいことではあるのだけれど)

対人関係、とりわけ恋愛において、私は今まで少しでも躓くことがあったり、相手に不満をもったりすると、向き合うんじゃなく、逃げるようにまた他の誰かを探して、相手の好きじゃないところを受け入れるってことを全然したことがなかったように思う。だから長く付き合ったことのある相手はほぼいないし、一つひとつの恋愛が薄い。関係性をきちんと築いた経験が非常に乏しい。

だけど今、やっと、現在の彼氏とすこしずつ、仲を深めることができている。それをさらに進めていくことが楽しいし、嬉しいし、それに勝る「新規」みたいなものには、あまり価値を感じないかもしれないと思った。いやもちろん、妄想はしますよ。趣味だから。でも、リアルに他の誰かを追いかけるとか好きになるとか浮気するとかそういうのは、今はいいかなーーって、思った。思えた。

そうやってきちんと思えたことに安心した週末でした。
こういう気持ちにさせてくれる彼には、本当に感謝せねばならない。

寝ま~す

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