見出し画像

CloudMeets(クラウドミーツ)を作った理由 その2

以前の記事はこちらから↓

日が空いてしまいましたが、今日は自分にムチを入れてnoteに書き綴ろうと思っています。

というのも、元々の性分としては、目立ちたくないし、SNSはめんどくさいし、自己顕示欲も出したくないし、いろいろ理由をつけては、発信していくことから逃げてしまっていました。
ですが、私も昔は音楽を作って発信していた側の人間でして、発信する重要性は身を持って知っていたし、昨今のYouTuberさんやインフルエンサーさんの活躍や、オープンシェアの流行など見て、改めてアウトプットすることは大切だなと痛感しています。

前置きが長くなりました。
なぜ書こうかと思ったかというと、


弊社が提供するCloudMeets(クラウドミーツ)で
パートナーの成立数が2,000組を突破しました🎉


これが大きい数字かそうでもない数字かは、客観的な視点でも判断に難しいですが、0から少しずつ作ってきた者としては、なかなか感慨深い数値です。

パートナーとは?
SES会社が情報交換するために協業関係となることを呼んでおります。
一般的に、"営業リストを作成しアポ→日程調整してお打ち合わせ→名刺交換後メールにて情報交換"という感じで、SES会社はパートナー会社を増やします。増やすメリットとしては、案件や技術者の情報を交換することでビジネスチャンスを生む(逃さない)ことが大きな理由です。
CloudMeetsではSNSでフォローするように簡単に「情報交換の申請」を送ることができるので、片手間でパートナー会社を増やすことができます。

後ろ盾がない独立系の会社として

株式会社itoqは外部からの資本も1円も入っておらず、自分たちだけで事業を行なっています。経営のプロもおりませんし、サービス立ち上げのスペシャリストもいません。頭で妄想することは簡単ですが、やはり具現化することのしんどさ、当事者として判断していくことの難しさを痛感する毎日です。

そんな中、昨年生まれたクラウドミーツは、よちよち歩きながら着実に成長してきました。

直近では、「業務の中心になった」「会社全員で使っている」「クラウドミーツから取引が始まった」なんて声も聞こえるようになってきました。
誰かのために、社会のために少しでも力になってると実感できて本当に嬉しい限りです。
会社に歴史やブランドがある訳ではないので、サービス自体が認知されて信用されてきて、かつ使えるサービスだと思ってもらえてる証拠と言ってもいいんじゃないでしょうか!(小声)


改めて宣伝させてください

SES営業のみなさん、ぜひクラウドミーツ使ってください!
ボタン一つで情報交換しませんかと送れるし、タイムラインで情報交換ができて、そこで発生した成約に対してフィーも発生しません。
なんと言っても無料です。タダです!

そんなサービスがあるの?なんて思った方はこちらのスライドをぜひ読んでください(ちょっと長いのでお時間ある方はぜひ)


サービスとして儲けなくていいのか

クラウドミーツは無料で利用することができます。また、成約に対してのフィーも発生しません。
「タダほど怖いものはない」なんて言いますが、無料にしている理由はシンプルで、ユーザー獲得のための投資をしているからです。

サービス開始から約7ヶ月で
・全国のSESの営業が300人以上登録
・パートナーは2,000組
・DM送信数は8,000通以上、
・総ログイン回数は1万回以上
となりました。

これは、クラウドミーツが無料だからこそ実現できた数値です。
大手SIerを含めると1万社以上あると言われる業界ですので、まだまだ少ない数値ですが、クラウドミーツから新しいビジネスが確実に生まれています。

開発費、宣伝広告費など他社と比べると少額ですが、今後も投資をし続けています。もちろんサーバー代などの維持管理費も馬鹿になりませんが、収益化するためには、ベットし続けなければなりません。


目指すはSES営業のオープンソース化

クラウドミーツは、SES業界のインフラになるよう開発しています。
"インフラ化"というのは、途方もない旅路のようなもので、文化を作ることと同義だと思います。莫大な資金やノウハウがない中で、着実に進むためにはたくさんの方の力が必要です。

そこで考えたのが、SES営業の新しい営業体験を無料で提供することです。

私たちは多くのオープンソースによって生活を支えられています。
釈迦に説法ですが、Linux、Wordpress、TeraTerm、直近ではDockerなどよく見ると思います。今あなたが使っているサービスも必ずオープンソースの技術を使っているはずです。
端的ですが、オープンソースって、自社やライバル会社など区別も差別もせず、「みんな一緒にサービスを発展させようよ」っていう感じで、結果的にその恩恵が、独り占めするよりも多くの人に、しかも大きなものとなって返ってくるので、なんて理想的で平和的なんだろうって思います。

クラウドミーツを使えば、アポ電不要、名刺も交通費も不要、そもそも営業リストを作成する必要もないので、1社あたり獲得するに必要な工数が格段に違います。弊社を例に出すと従来の営業手法と比較し1/4削減することができています。
そんな体験を1つでも多くのSES企業に無料で体験していただくことで、業界の生産性向上に少しでも寄与できたらと思っております。

SES営業が効率化を目指す必要がある理由

クラウドミーツを使えば効率化できる、そんなスローガンを掲げておりますが、"効率化=悪"と思っている営業マンが一定層いることでしょう。
これは、営業のスタイル、営業の目線が違うことが大きな理由です。

具体的に表現すると、「営業が営業のために仕事をする」ことと、「営業がエンジニアのために仕事をする」ことの違いです。クラウドミーツはあくまで後者の理念をもとに作られています。

単純作業や、無駄な慣習を改善していくことで、
・エンジニアをサポートする余裕を作る
・エンジニアが望む案件を探すために新規開拓をする
この2つを解決していきます。

SES業界のプラットフォームとして

技術力と営業力のある会社が、案件紹介サイトを立ち上げております。
正直めちゃくちゃ羨ましいし、いつか作れたらなと思っています。
というのも、エンジニアをどう囲むか、顧客をどう独占するか、SES会社はどう囲い込めるかが命だからです。

しかし、1対nの構造のサービスが乱立しても、業界全体はなかなか変わらないことでしょう。囲い込むことで、営業もエンジニアも比較対象を見ることができないからです。
給与や契約金、営業の働き方など、可能な限りオープンにしていかないと、"SES業界はブラック"、"SESは悪"と言われ続けてしまいます。

クラウドミーツはn対nのサービスであることが基本的な設計です。
もっとオープンな業界を、営業もエンジニアもみんなで作り上げる業界を、そのためのプラットフォームを提供できれば幸いです。



▼CloudMeetsサービスページ
https://ses.cloudmeets.jp/

▼CloudMeets登録ページ 
https://cloudmeets.jp/register
※運営側で審査するためすぐにご利用することができません。

▼株式会社itoq
https://itoq.co.jp/

この記事が参加している募集

オープン社内報

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?