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京都の島原あたりの仲間で作るオンラインストア始めました「島原マーケット」

「島原マーケット」は、京都の島原や近隣のエリアを中心に様々なお店が協力して作るマーケットです。 島原あたりのお店を知り尽くした「itonowa KYOTO」がセレクトした商品(ギフト)や、月替わりの特別なギフトセットを皆さまにお届けさせていただきます。また島原エリアに限らず、イトノワにゆかりのあるお店にもご協力いただいて、一緒に作っていければと思っています。

▼ 「京都の島原/島原あたり」をご存知ですか?

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京都の島原は、古くは江戸幕府公認の格式高い花街として栄え、芸妓の最高位である「太夫」が、歌や舞を披露し花街文化を育んできた場所です。幕末には新撰組が宴を開いたり交流の場として、新たな時代へ進むための重要な場所としての役割も担いました。また江戸中期には俳人らによって文芸活動も盛んに行われ、当時最先端の文化発信地としても注目されました。

現在は島原大門や角屋、輪違屋等の建造物が花街の趣を残しつつ、周辺の島原あたりには、老舗の仕出し屋や和菓子屋、湯葉屋、漬物屋などの「京みやげ(おみや)」のお店があります。

ただ時代の流れと共に廃業されるお店も増えてきたため、島原あたりには、空き店舗が目立つようになり、昔のように商店が多く集まる街では無くなりました。そんな中、きんせ旅館のリニューアルを皮切りに、町家や古ビルをリノベーションしたカフェやオフィスが徐々に出来始めました。近年、街が少しずつ動き出したのは、そういった場所にクリエイティブな人たちが集まり始めたから。元花街をベースに新旧ミックスされた島原あたりは、まだまだ地味なエリアですが、これから注目されること間違いなしのエリア?!です。 

島原マーケットと名付けた理由?

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「島原マーケット」は、その昔実際にあった(櫛笥通り丹波口上る)市場の名前です。施設内には大小様々なお店があり、"ご家庭の良き友 島原マーケット"と書かれた大きなテント看板の入り口のお肉屋さんで、僕はいつもコロッケを買っていました。そのマーケットも10年以上前に取り壊され、気が付けばいつの間にか駐車場に...。

そして時は過ぎ、僕たちの時代に改めて「島原マーケット」と銘打ったイベントを始めました。昔のように1か所に集まって商いをしている訳じゃないけれど、みんなどこかで繋がろうという想いを込めて。

2017年から不定期で始まったローカル・イベント「島原マーケット」はこれまで、島原限定のコーヒーを企画・販売したり、島原あたりのお店が参加したスタンプラリーを開催しました。

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2018年には、地域の廃校になった小学校を会場として開催されている京都国際映画祭(吉本興業)×島原のコラボ企画を実施してきました。

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・・・しかし、今年の新型コロナウイルスの感染拡大によって、島原あたりで企画していたイベントが全て中止になったり、営業形態の変更や縮小を余儀なくされるお店もありました。そんな苦しい時だからこそ、少しでも希望が持てることはないかな?とあれこれ考えました。

~ 最終的に決まった案 ~
”地域の合同ショップ”を作る

しばらくイベントすることは、できないだろうけど「島原マーケット」のオンラインストアを通じて、僕たちの想いを伝えようということになりました。ただ自分たちのお店の商品を紹介するだけではなく、お店の裏側や人の情報を網羅する街の魅力”ローカル・カルチャー”も発信していくメディアでもありたいと考えています。

京都には、まだまだ知られていない街がたくさんあります。”島原あたり”もその一つです。また隣接する梅小路あたり、朱雀宝蔵町あたり、丹波口あたりにも素敵なお店がたくさんあります。このオンラインストアがきっかけとなって、僕たちの街に関心を持っていただき、さらにそれぞれのお店の商品を買ってくだされば、なお嬉しいです!

いつの日か新型コロナウイルスが収束し、再び日常の生活を取り戻すことを願って!

▼ 島原マーケット事務局

島原マーケット 事務局 | itonowa KYOTO
〒600-8364 京都市下京区突抜2丁目357
メール:info@itonowa.jp
営業時間:10:00-18:00
定休日:不定休
※当面の間、発送は週2回(月木)とさせていただきます
担当:itonowa管理人


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