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旗を振ると世界が広がる

2020年2月。クラウドファンディングを立ち上げました。
(もう終わってるよ)

古代からの祈りの地、妙義山の麓で未来へ繋げるキャンプ場「いとのにわ」をつくるプロジェクト!(プロジェクトの説明は結構長いw)

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クラウドファンディングは、188名+α(クラウドファンディング以外でもご支援いただいて)のみなさんに応援していただいて、プロジェクトは達成。ちょっと遅かったらコロナで大変だったかも。
10年以上東京に住んでいて、友人たちが気軽に遊びにこれるようにと考えていた場所は、地元の人にも応援してもらえて、自分たちが考えていた場所よりも、もっと素敵な場所になりました。

妙義の一軒家

思い返すと、その2年前、2018年2月。
忘れもしない大雪の日に、僕ら水澤家は妙義へ引っ越してきました。
築20年の日本家屋の廊下が氷の様に冷たいのなんの。引越し屋さんも根をあげるほどの極寒。今となっては慣れて、そんな氷の上を裸足でペタペタ歩いてます。

妙義山には東京にいるときから登拝にきていたので、いまの家を見つけたときは不思議な縁を感じて、すぐさま内覧を申込み。その時はまだ、ちょっと見てみるくらいの気持ちで、まさか自分たちが一軒家を購入するなんて微塵も思ってなかったんだけど。うっかり。

東京から群馬へ

さらに遡ること数年、友人たちが地方に移住して、事業立ち上げたり、ゲストハウスをしたり、カフェをはじめたりしているのを傍目で見ながら、水澤家はどうしようかなとずっと考えては、日常を過ごし、また悩んでは、日常に戻りを繰り返して、世界はなかなか広がらず。当時は、なんとなくイベント・プロジェクト過多な気分で自分でやるのも自分が参加するのも追いつかない気分だったし、何かしら立ち上げるという覚悟もなかったんだろうな。

僕らの住まいは、東京渋谷の近く→高崎榛名山の近く→富岡妙義山の麓って流れ。特に何かをすると決めて東京から移住したわけではなく、子供が生まれるタイミングで子育ては自然の中がいいなというだけ。「千葉県出身で東京に10年くらい住んでいて、なぜ群馬に?よく移住を決断しましたね!」みたいなニュアンスのことを言われることが多いんだけれど、一世一代の移住大冒険でも、きらきらした移住物語でもなく、梨畑に囲まれた榛名山が近い子育てしやすそうなアパートへ引っ越してきたという感じ。

旗を振る

娘のいとが生まれて、ダウン症であるとわかったこと(いとの話は改めて)と、たまたま見つけた妙義の家にピンときて、買っちゃって、住んでみて、庭広いから友人呼んでBBQして遊んだりなんだりして。
せっかくいい場所だからキャンプ場にしてみるってことで、「やるよー!」って言ってみたら、クラウドファンディングを立ち上げてみたら、旗振ってみたら、急に世界が広がった。

挑戦すると、次につながって、また面白いことが起きたり、出会いがある。
そんな2020年末、大学からの友人の坂口陽と会社を立ち上げました。
建築設計とデザインを生業としつつ、地域に面白い循環を作れるように、2021年も挑戦していきます。

あなたが振る旗はどんな旗?

いとのにわ
https://itononiwa.itomaru.net/

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