新漬けオリーブの収穫方法について
新漬けオリーブ用の収穫がスタートしました!
1年に今しかありませんので笑
うちの新漬けオリーブの収穫の仕方について書いてみます。先に写真の説明。今日の収穫はマンザニロ種です。
写真2枚目:キズのない実
写真3枚目:キズありの実(B品)
写真4枚目:痣のようなあとがついてしまった実(B品)
写真5枚目:収穫袋を2つ使い
新漬け用のオリーブは、緑色の実がほんの少しだけ黄色がかってきたときが獲り頃とよく言われます。ほんの少しだけ熟れてきた瞬間です。
より熟れてしまうと果肉が柔らかくなりすぎてしまいますので、新漬け用の実が穫れる時期は短く、それゆえに季節限定の商品となっています。
収穫では、キズのないきれいな実を選んで獲ります。製造工程でも漬け上がった実を瓶詰めするときに目視で実を選り分けますが、収穫の際にもキズありとキズなしの実を分けるようにしています。
具体的には、ひとつ実を獲ったらぐるりと実を見て、キズがないか確認します。
そして、キズがない実を右側に提げている収穫袋に、キズがある実を左に提げている収穫袋に入れながら作業を進めます。収穫袋をふたつ持っているのはそのためです。
虫食いや炭疽病の実は捨てます。
キズについてですが、日当たりの具合による模様や、枝とこすれてついてしまうキズ、そして、収穫のときに実を押してしまうことでついてしまうキズ(写真4枚目)などがあります。
ひと粒ひと粒を目視で見ながら収穫しますので、とても時間がかかります。気が遠くなる作業で、根気が試されます笑
キズありの実も、味は変わりません。こちらは加工品にまわされ、うちでは主に「しまのぱん souda!」さんのオリーブパンに使っていただいています。
せっかく作るのだから、手間ひまをかけても、きれいな実の商品をお届けしたい。これがわたしたちの想いです。
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きれいな実を選びながら収穫するのは、実際とても手間がかかるのですが、わたしたちは、信念というと大げさですが、それを大事にしています。
わたしは新漬けオリーブの作り方を小豆島の【 岬工房 】さん https://www.misaki-koubou.jp/ で教えていただきました。
もともと、日本で一般的な浅漬けのような新漬けオリーブは、小豆島の皆さんが発明した商品だろうと思います。
江田島市でオリーブに取り組むわたしたちは、言うなれば後発です。小豆島の皆さんや、教えていただいた岬工房さんへの敬意を込めて、小豆島の新漬けオリーブに負けないようなきれいな商品を作ることが、事業者としての自分たちの努めだとわたしは思っています。
だからがんばって、きれいな実を選り分けることを大切にしています。これを一緒にやってくれる仲間やパートさんたちに本当に感謝です。
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ついつい長くなってしまいました笑
今日が新漬け用の収穫スタート日。やはり収穫は気持ちが高揚しますね。1年間大切に自分が育てたオリーブ。同じように1年間大切に育てられた栽培者さんのオリーブ。心を込めて漬けていきます◎
販売がスタートしそうになったらまたお知らせさせていただきます!
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