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「箱根温泉 鶴井の宿 紫雲荘」by itomagazine

塔ノ沢の名所として知られる入口の大岩「勝驪山(しょうりんざん)」が目印、早川の渓谷沿いに佇む、敷地四千坪の選ばれし癒し処。
野趣豊かな温泉は「子宝の湯」としても名高く、箱根屈指の広さを誇る客室は、お子様連れや三世代での旅行など、大人数で憩うお宿として親しまれてきました。

【Pick up!】まるで隠れ家、塔ノ沢の自然に浸る貸切露天風呂

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早々とお宿の外へお出かけとなりますが、これからご紹介する貸切露天風呂「観山の湯」、実は本館から少し離れた場所に位置しています。これだけでとても特別感を演出してくれますよね。
スタッフさんに案内され、早川にまっすぐ架かる「鶴翁橋」を渡ると、ふっと隠れ家のような湯小屋が現れます。

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広々とした敷地には、5、6人入ってもゆとりのある大きな露天風呂。脱衣所から浴槽まで扉ひとつなく拓けています。
ベンチと灰皿の揃う休憩処も、小さなスペースに程よく設われていて、例えばほてった身体を風に浸しながら、お子様の元気な湯浴み姿を眺められそうです。

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春には桜、秋には紅葉を。お好みで竹徳利冷酒(1合1600円)もいただけます。ほのかに竹の香りを鼻の奥に感じる、こっそりと大人だけのご褒美はいかがですか……?

1回50分3000円でご利用できます。

クラシックなロビーに舞い込む早川のせせらぎ

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勝驪山をくりぬいた涼しげな玄関ホールをぬけると、シャンデリアの折り鶴の群れが天井を舞い、クラシックなロビーを優しく照らします。

紫雲荘は、鹿鳴館や帝国ホテルなどを設立したことでも知られる、大倉財閥創設者・大倉喜八郎男爵(号は、彦という)の別邸跡地に建てられたため、このように男爵にまつわるモチーフがいたるところに散りばめられているんです!ご家族で探してみるのも楽しいかもしれませんね。

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ロビー横には、京の川床を思わせるやわらかい木目のテラス。早川の瀬に凛と伸び、思わず一息つきたくなる心地の良いロケーションです。暖かい時期には、こちらで朝食をいただけるとのこと。贅沢ですよね。

一家団らん、特別室で気兼ねなく

6歳以下のお子様は無料で宿泊できるなど、小さなお子様連れの滞在が気軽に叶う紫雲荘。お部屋の造りも、そのステキな要素のひとつです。

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三世代で泊まるにも快適な特別室「紅梅の間」は、情緒ただよう日本建築を再現した造り。一家団らんをたのしめる広さはもちろん、10畳一間が2部屋、廊下をはさんで佇むため、ご家族間でもしっかりプライベートな空間を保つことができます。

お部屋でも露天風呂を堪能したい方は、貴賓室「竹や舞の間」を。

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露天風呂は、伊豆石の床をやわらかく包むように、壁や浴槽はすべて檜の設え。その壁を大胆にくりぬいたまあるい窓が、塔ノ沢の絶景から絵画のような美しい深緑を切り取ります。

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特別室6部屋の他、一般客室も広々としていて、ご家族で十二分にくつろぐことができますよ。

非日常のなかで、プライベートなお部屋食を

オーナーシェフが毎日目利きを行い、旬の食材を全国から取りそろえるこだわりの創作会席料理。気兼ねなく、ゆっくりとお部屋食でいただけます。

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「竹盛会席」は、ファンに長く愛されるコース。竹仙人であるオーナーが、なんと自ら館内の孟宗竹を切り出し器をハンドメイドしているそう!旬の彩がていねいに盛りつけられた美しい和風創作懐石です。

毎朝手打ちされる月替わりの十割そばは絶品。季節によっては、自然薯や朝鮮人参等を蕎麦に練りこんだ「かわり蕎麦」がいただけます。希望すれば、朝食にも無料でいただけるそう。翌朝には、そば打ち教室(要予約)も開催されるため、お子様との思い出作りにどうぞ。

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これまで限られたお客様へ提供されていた最上級会席「男爵 」(12品)へアップグレードも可能です。より質の高い食材が使用され、メイン料理はお好みの一品をお選びいただけます!

ダイナミックな渓谷を肌に感じる「子宝の湯」

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「子宝の湯」としても名高い紫雲荘の温泉は、源泉100%かけ流し。弱アルカリ性単純温泉の湯はサラサラとしていて肌馴染みもよく、内湯も露天風呂も好評です。
男湯、女湯どちらも、館内でいちばん早川の渓流に近い位置で、湯浴みを愉しむことができます。

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貸切家族風呂 「男爵の湯」は、かつて某交通会社のポスターにも採用されました。総檜づくりの浴槽に身体を沈め、太い竹枕に頭をのせれば、極上の寝湯を堪能いただけます。
こちらは、1回40分、無料で貸切ることができます。

湯上りにはうれしいドリンクサービスが……!竹徳利に注がれるビールを一杯、嗜むことができますよ。

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長寿祝いやお食い初めなどのお祝い、マタニティプランなど、家族のライフステージにあわせたおもてなしを豊富に揃えてくれています。家族水入らず、大切な時間を過ごしたい日に、ぜひ訪れていただきたいお宿です。

▼記事でで紹介しきれなかった「箱根温泉 鶴井の宿 紫雲荘」のお写真や魅力を、instagramで紹介しています。

itomaではInstagramやTwitterにて、「次、ここに行きたいね。」をきっと見つけていただける旅の情報を発信しています。ぜひチェックしてみてください。


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