「2220万円の私たちの家。これって安いの?高いの?前編」
工務店イトコーで広報を担当する村瀬です。
私たち20代夫婦の家づくりの「お金」について、等身大でお話ししたいと思います。
今回は2回に分けてご紹介します!
私たちの家は税別・2220万円です。
建物の造りはシンプルに、でも、いろんな場所にこだわりが詰まっています。
現場の様子と一緒にそのこだわりをご紹介したいと思います(^_^)
まず第一に、性能はしっかりと考えました。
断熱性能が高いグラスウールを壁一面に敷き詰めて施工。
屋根の断熱に関しては、DWELL川畑さんから「屋根の断熱は雨音に直接関わるから、ケチっちゃダメだよ」と釘を刺されていました。
そこで、屋根には断熱性能だけでなく防音効果が高いセルロースファイバーを施工しました。
構造には集成材を採用することで、安定した構造に。
さらに、大きな地震が発生した際に何度も起こる余震に備えて、建物の揺れを小さくする「制振」技術を取り入れています。
赤丸で囲った壁の中に施工しました。
バランスよく取り付けるのがポイントです。
天井は檜板に。
構造用合板と違い、スッキリした綺麗な見た目が仕上がりました。
床・壁・天井でそれぞれ違う素材を選びましたが、それぞれの樹種や特徴がお互いに邪魔することなく、全体に馴染んだ仕上がりになりました。
床はまだ養生中なので、外されるのが楽しみです。
窓は断熱・機密性が高い樹脂サッシ。
性能が高いけれど、見た目がスッキリしないのが難点…。
以前noteでご紹介した、旦那さんの発注ミスで違う窓を取り付けてしまった事件がありました。
その後、急遽DWELL川畑さんデザインで、大工さんに新しく窓枠を作ってもらいました。
とてもスッキリした見た目で、前よりぐんと素敵になって私も嬉しい!
ゆくゆく調べてみると、今回選んだ窓よりも性能が高くて見た目もスッキリしたデザインの窓があることがわかりました。
手間はかかりましたが、大工さんがかっこよく仕上げてくれたことや、私たち夫婦の今後の勉強になったことで、私としてはラッキーだったと思っています。
旦那さんは落ち込んでいましたが…(^_^;)
ここには除湿型放射冷暖房「PS(ピーエス)」を設置します。
同じく2階のここにも。
この2台で家全体の冷暖房を調整します。
エアコンとは違い風がないのが特徴。
さらに湿度も調整してくれるのが嬉しい!
PSのある家でこの夏を過ごされた方からは、「まるで洞窟みたいな涼しさ」と驚きの感想がありました。
実は私はまだ体感したことがなくて、「早く設置されないかなぁ」と楽しみです。
こちらの換気扇、普通の換気扇とは違います。
我が家では第1種換気システムを取り入れました。
さらにこちらは、換気の際に失われる「熱」を効率よく利用できる優れもの。
ランニングコストはかかりますが、このおかげでPSの効果もさらに上がります(^_^)
今回は特に性能にまつわるこだわりをご紹介しました。
「2220万円の私たちの家。これって安いの?高いの?」前篇はここまで。
いかがでしたでしょうか?
さて、完成に向けて皆さんに体感いただける見学会日が決まりました。
10月24・25日(土・日)の二日間、完全予約制で行います。
見学会当日は家具や照明も設置され、引っ越し前ですが実際の暮らし方に近い形を体感していただけると思います。
ぜひお楽しみに(^_^)
次回は日々の暮らしについてお話ししたいと思います!
※2220万(税別)には、空調設備、外構工事、諸経費は含まれておりません。